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ニキ・ラウダ、オープニングラップの同士討ちでハミルトンを非難

2016年5月15日

 ニキ・ラウダは、F1スペインGP決勝の1周目に起きた、ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグの接触について「受け入れがたい」と嘆いた。


 ロズベルグは2番グリッドからスタートして、アウト側からハミルトンを抜いてトップで1コーナーへ。ハミルトンはロズベルグを抜き返そうとしたが、ロズベルグがディフェンスラインをとったため、ハミルトンはコントロールを失ってスピンを喫し、ロズベルグに接触してしまった。結果、メルセデスの2台は4コーナーのグラベルでレースを終えている。


 メルセデスのノン・エグゼクティブ・チェアマンを務めるラウダは、この事故について「私にとっては、いたってシンプルだ。これはルイスの誤算だった。ニコではなく、ルイスの責任が大きい」と語った。


「チームにとっては受け入れがたい事故だ。ルイスはアグレッシブに攻めすぎた。ニコはトップを走っているのだから、ルイスにスペースを空けてやる必要はない。まったく必要のない接触だった。それで2台が消えた。大惨事だ。なぜ、ここで? 私に説明してほしい」


「しかし、彼らは常にプレッシャーにさらされているのだから、2014年のスパ(ベルギーGP)以降このような事態にならなかったことを神に感謝するべきかもしれない」と、ラウダは付け加えた。


 いずれにせよ、これで両者ノーポイントでレースを終えることになり、ロズベルグの昨年から続いていた連勝記録は「7」でストップした。



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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