ニューエイ、キミよりリカルドを選んだ経緯を語る
2013年9月3日
レッドブル・レーシングが2014年に向けダニエル・リカルドと契約したことを発表した際に、チーフテクニカルオフィサー、エイドリアン・ニューエイは、実力をすでに証明している経験あるドライバーを選ぶこともできたが、チームはあえて将来有望な若手の中から選ぶことを決めたと語った。
マーク・ウエーバーが今季末でF1から引退することが決まり、レッドブルは後任候補としてキミ・ライコネンとリカルドについて検討しているといわれていた。
しかし8月末にライコネンのマネージャーは、レッドブルとの交渉が決裂したことを明らかにし、レッドブルは2日、育成プログラムのメンバーであるリカルドをトロロッソから昇格させることを正式に発表した。
「マークが引退を発表して以来、クリスチャン(・ホーナー)と私は、ヘルムート・マルコやディートリッヒ・マテシッツと共に、ドライバーマーケットを慎重にチェックしてきた」とニューエイは述べている。
「経験あるドライバーを起用することもできた。そういうドライバーを選べば、どういう結果をもたらすか比較的予想がつき、それが保証される。一方で我々は、将来非常に高いレベルにまで成長することを期待して若いドライバーを選ぶこともできた」
「我々は後者の選択肢を検討し、若手ドライバーの中で最も期待できるのはダニエルであるとの結論を出した」
「レッドブルにとってもいいことだ。クリスチャンと私が最も期待を感じているドライバーが、レッドブルの若手ドライバープログラムのメンバーなのだから」
「今回の決定は、私がウイリアムズにいた時の状況と少し似ている。その時のことを思い出すよ。ナイジェル・マンセルが去るために、アラン・プロストのチームメイトを探さなければならなかった。リカルド・パトレーゼでいくか、あるいは当時テストドライバーだった、若きデイモン・ヒルを思い切って起用するという選択肢があった」
「チームに元気な若者を入れ、有望なドライバーにチャンスを与えるのはいいことだと思う」
チームプリンシパルのクリスチャン・ホーナーは、リカルドはレッドブルに非常に適したドライバーであり、未来のスターであると述べた。
「ダニエルは我々のチームで走るのに必要な条件をすべて備えている。天賦の才能を持ち、性格がよく、一緒に働きやすい人物だ」
「ダニエルはチームが彼に何を期待しているかを理解している。彼は素早く学習するだろう。我々は中・長期的な視点を持って彼を育てている」
「このチームのシートは素晴らしいチャンスになる。彼は将来ビッグスターになるだろう」
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8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
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10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
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2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
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