2012年F1イタリアGPの金曜プラクティスで、マクラーレンのジェンソン・バトンは2位/2位、ルイス・ハミルトンは6位/1位だった。
■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ジェンソン・バトン フリー走行1＝2位／2＝2位
モンツァは他のサーキットとはまったく異なっている。ストレートスピードがものすごく速く、実際に200mph（322km/h）に達する場所が4カ所もあるんだ。今日はドライで走行できて良かった。おかげで多くの役立つ情報を得られた。午後には違った方向性のセットアップを試し、その中にいくつか良いものがあったが、明日のFP3までにベストな方向性を決めて、適切なバランスになるように必要な調整をする。マシンにはすごく満足している。いつだって現状以上のものを望むものだが、今日はまずまずいい作業ができた。データを見ると、僕らと同様に速そうなチームがたくさんあるね。とても接近しているから、レースが面白くなりそうだ。
ルイス・ハミルトン フリー走行1＝6位／2＝1位
モンツァは美しいサーキットで、あらゆる場所に偉大な歴史がある。ゲートを抜けた途端にそれを感じるんだ。それに、ここが走る上で魅力的な場所であることも間違いない。スピードは信じられないくらい速く、流れに乗ったときの気分はただただ最高だ。ものすごく速いんだ。でも、ある意味騙されやすい面もある。コースレイアウトはとてもシンプルに見えるが、実際は信じられないくらいテクニカルなコースだ。バンピーでもあるから、クイックラップで最後の千分の数秒を縮めるのがものすごく難しい。今日はそのことに取り組んだ。バランスを細かく調整して、タイムをわずかでも縮めることに努めた。ものすごくタイトだ。全体的には今日はかなり生産的な1日だったし、すべてがスムーズに運んだ。僕らは悪い状況ではないと思うが、明日に向けてマシンを改善できる箇所はまだある。
マルドナド「空力比較をし、有意義な一日だった」
