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一貴「着実に進歩していけば結果はついてくる」

2007年11月23日

 来季ウイリアムズF1からレースドライバーとしてデビューすることになった中嶋一貴が23日、お台場MEGA WEBでのイベント直前に行われた記者団との取材にこたえ、今季のこと、そして来季F1デビューに向けての意気込みなどを語った。

Q:正ドライバーに決定して実感も湧いてきたと思うがどうか?

中嶋一貴(以下K):そうですね。発表からしばらく経って実感があるような、ないような感じですね。来年、ウイリアムズからデビューすることになって、チーム、トヨタなどいろいろな人に感謝してます。今から来年のメルボルンに向けてしっかり準備していきたいですね。

Q:どういった感じで伝えられたのですか?

K:日本にいるときにフランク(ウイリアムズ)から電話をいただいて、来年レースドライバーとして契約すると伝えられました。それが本当に発表の割と直前だったと思います。

Q:どんなお気持ちでしたか?

K:やっぱり嬉しかったですし、自分自身テストをする前にサッと決まったので、多少驚いていたのもありますけど、その時点であまり表には出せなかったので、その喜びをかみ殺しているような状況でしたね(笑)。

Q:ブラジルGPが終わって、自分としてはレギュラーとして話が来るかな、とは思いましたか?

K:ブラジルが終わった時点で、そのパフォーマンスも含めてやっとレースドライバーを争う候補として認めてもらえたのかな、という手ごたえはありましたけど。ただそこから、レースドライバーになる上で、決定的なものはまだ何もないとは思うので、そういう部分をテストで見られるのかなぁ、と思ってました。

Q:テストドライバーとレースドライバーだと、先日のヘレステストのような時は違いましたか?

K:そうですね。3日間時間があったのもありますし、来年に向けた部分でチームのドライバーとしてだけでなく、自分のドライバーとして足りない部分であるとか、そういう部分もいろいろ詰めるための時間をとってもらいましたし、クルマ自体来年に向けていろいろ新しいパーツも入ってきますし、『来年自分が乗るんだ』という意識があるのと無いのとでは違いますね。


Q:レーシングドライバーとして、ここは達成していきたい、というところはありますか?

K;レーシングドライバーとして速さをまだまだ磨いていかなきゃいけないところもありますし、F1の中でニュータイヤの使い方であるとか、組み立てとかまだまだ足りないところもありますが、F1では走る以外にいろいろ仕事もある中で、自分を見失わず、うまくマネージメントしてやっていきたいと思います。

Q:来季、TCSが使えなくなりますが、そのあたりはテストしましたか?

K:スペインでテストしたときに、初めてTCSを使わない部分的な来年仕様のマシンをテストしましたけど、自分としては思ったほど違和感はなかったですし、自分のチームはトラブルはありませんでした。今年1年、GP2でTCS無しでレースをしてきているので、少なくともディスアドバンテージにはならないと思います。

Q:レギュラードライバーに決まった後、お父さんとは話はしましたか?

K:決まった後にいちおう報告はしたんですけど、その後はあまり喋ってないですね。その時に『おめでとう』と言われただけです。来年のシーズン開幕までには顔を合わせると思いますし、アドバイスをもらうかな、と思います。

Q:来年はどの程度のところを目指していきますか?

K:やっぱり1年目ですし、自分としては結果を求めるよりも、着実に進歩した上でレースができれば結果はついてくると思いますし、ひとつポイント獲得というところが目標になってくると思います。来年の勢力図がどうなるか読めませんが、自分として、チームのドライバーとしてはポイント獲得が目標です。

Q:本人として、自分の強みのようなところは何かありますか?

K:実際、ヨーロッパではあまり大差も無いと思いますし、良い意味でレースでのアグレッシブさはいいところだと思います。ただ、今年GP2で接触が多かったり…自分としては言い分も無くはないですけど、それに対してペナルティをもらったりもしてますし。それに対しては課題ですし、ブラジルGPでも予選でのニュータイヤの使い方なんかは今のF1では重要なので、それに対する課題も見えました。

Q:チームメイトのニコ・ロズベルグについてはどうですか?

K:今年1年、外から見てきましたけど、1年安定していましたし、チームのドライバーとしてクルマの力を100%発揮できるドライバーだと思います。実際評価も高めてきてますから、自分としてはいいベンチマークだと思います。年代的には近いので、あれこれ教えてもらうというより、外で見てて盗むことになるかな、と思いますが(笑)。




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