今週末鈴鹿にてシーズン最後から2つ目のグランプリに臨むジョーダン。テクニカルパートナーである日本企業のトヨタとブリヂストンに報いるためにも、ぜひとも確固たる走りを披露したいと願っている。
ホンダが所有するこの‘8の字’レイアウトのサーキットでの成功は、トヨタにとって愉快なものになるだろうし、またブリヂストンにとっては勝手知ったるトラックであり、勝ち星がほとんど取れなかった今季、ライバルのミシュランに一矢報いたいところだ。
ナレイン・カーティケヤンは、ヨーロッパのニッサン・ワールドシリーズに出る以前に、日本でフォーミュラ・ニッポンを走っていたこともある。
「鈴鹿はカレンダー中で最高のサーキットのひとつだし、僕の好きな場所のひとつだ」と彼。「ちょっとスパと似たところがあって、ドライバーはみんなかなり好きだと思うよ」
「僕は2001年にフォーミュラ・ニッポンで鈴鹿のレースを走ったことがあり、結構良かったから、今週末もきっと大丈夫だろう。EJ15Bは確実に他チームとのギャップを縮めているため、一層鈴鹿が楽しみだ。ブリヂストンにとってはホームレースになるので、特にいいタイヤが用意されるといいね」
ティアゴ・モンテイロは、鈴鹿を訪れた経験がないものの、チームメイトと同様の意気込みをみせ、ベルギーがそうだったように鈴鹿でも天候が有利に働いてくれることを願っている。
「鈴鹿にも日本にも行ったことがないから、ぜひ見てみたい国なのだが、鈴鹿についてはチャンピオンシップ中でトップクラスのトラックのひとつだと聞いている。スパに似ていて、その他のすばらしいトラックをミックスした感じだと言われているから、そこでレースができるのが待ちきれないよ。僕が分かっているのはすごく長くてトリッキーだということだけだ」
「あそこも天気が変わりやすいようだから、僕らの助けになるかもしれない。いろんなことが起こり得るが、好調なシーズンエンドにしたいと思う」