ザウバーのドライバー、ジャック・ビルヌーブは、‘マッチしたミシュランタイヤ’で走ることができれば、日曜日のニュルブルクリンクではザウバーはいい結果を得ることができるだろうと語っている。
先週末のモナコGPで、チームメイトのフェリペ・マッサをオーバイテイクしようとして失敗、大事なチームポイントを失う結果となってしまい、挽回を図りたいビルヌーブは、これまでのニュルブルクリンクでの経験から、楽しいサーキットではないが、レースはうまくやれるだろうと語った。
「ニュルブルクリンクにはいい思い出はたくさんあるよ。最初のGPの勝利もそこだったし、最後の勝利もそこだったんだよ。でもあまり好みのサーキットではないね」とビルヌーブ。
「エキサイティングなコーナーはいくつかあるんだけど、最初のセクションは本当にやっかいだね。かなりスローで、単純に楽しさを感じないし、ドライビングをスポイルさせる。いろいろな理由があって予選ではいつも苦しんだけど、レースはいつもうまくいってたんだ。もしマッチしたミシュランタイヤで走ることができさえすれば、いいレースを見せられると思うよ」
ビルヌーブ同様フェリペ・マッサもニュルブルクリンクをあまり好んでいない。
「エキサイティングなコーナーがいくつかあるすごくいいサーキットだと思うよ。僕のお気に入りではないけどドライブには問題はないよ」とマッサ。「2002年には6位でフィニッシュしていいレースをしたんだ。最初のコーナーはオーバーテイクを考える上ではいいコーナーだ。ターン1で失敗してもターン2でオーバーテイクできる。でも最初のセクションのコーナーはすごくスローなんだ。次のセクションは中速と高速のコーナーがあるけど、それもシケインでさえぎられてしまう。でもそこではアタックが可能だ。とてもテクニカルなトラックだし、そこでいい走りをができればと思っているよ」