フェラーリのミハエル・シューマッハーは、Ｆ１を改善するためにはどうすればいいか、それぞれに考えがあり、それをまとめるのは難しいと語った。
　ハンガリーＧＰで、レギュレーション変更はどのような形で行われるべきかと聞かれたシューマッハーは、次のようにコメントした。
「Ｆ１を改善するためにどうすればいいかということについては、誰もが考えを持っており、誰もが自分の考えが正しいと信じているんだ」
「それをひとつの結論に到達させるのが難しい」
「１０人いれば、１０通りの考えがある。だから、その分析を行い、正しい決断を行う適切な組織が必要なんだ。ある意味、このプロセスの準備は整っている」
「僕らドライバーは、僕らのアドバイスが必要な分野に関しては、意見を言うよ。マックス・モズレーと会合を持ったし、ＦＩＡに直接コンタクトを取っているんだ。でも、僕らが話すべき事柄は限られており、他の分野のことについては口を出さない」
　２００５年のルールについてはまだ合意に至っておらず、予算の限られた弱小チームは、ルール変更により大きな影響を受ける可能性もあるとあって、もどかしい思いをしているようだ。

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