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デビュー10年目のペレスが初優勝「表彰台でメキシコ国旗を眺めたことを生涯忘れない」レーシングポイント【F1第16戦】
2020年12月7日
2020年F1サクヒールGP決勝で、レーシングポイントのセルジオ・ペレスはF1初優勝を飾った。
5番グリッドからソフトタイヤでスタートしたペレスは、1周目、シャルル・ルクレール(フェラーリ)にヒットされ、最後尾に落ち、ミディアムタイヤに交換した。47周目、3番手走行中にピットインしてハードタイヤを装着。62周目、セーフティカー出動時にトップ2を走っていたメルセデス2台がピットインでミスが起きて後退したため、ペレスは64周目にトップに立ち、その位置を守り切って勝利を獲得した。
これはレーシングポイントにとっても、2011年にF1デビューしたペレスにとっても初の勝利に当たる。また、チームメイトのランス・ストロールが3位に入っている。
■BWTレーシングポイントF1チーム
セルジオ・ペレス 決勝=1位
自分が優勝したという実感がまだ湧かない。夢だといけないから、あまり興奮しすぎない方がいいんじゃないかと思うぐらいだ。
この瞬間のことを何度も何度も夢見てきた。F1でここにたどりつくまで10年かかったんだ。このキャリアのなかでハードワークを重ねてきた。僕だけじゃなく、家族やスポンサーも同じだ。
F1でメキシコを代表して成功を収めることはめったにないことだから、表彰台に立ってメキシコ国旗を眺めたあの瞬間を生涯忘れないだろう。僕と家族にとって最高の瞬間だった。
信じられないようなレースだった。すごくいいスタートを決めて、マックス(・フェルスタッペン)とシャルルとバトルをしていたら、衝突された。でもマシンがダメージを受けなかったのはラッキーだったね。その後も諦めたりはしなかったよ。ミディアムタイヤに交換した後、セーフティカー出動中にロックアップしてフラットスポットを作ってしまった。
バイブレーションがかなりひどく、ステアリングを握る手が痛くなってきたほどだった。もう一度ピットインしなければならないんじゃないかと思ったが、チームからはステイアウトするよう言われた。
その後、マシンのフィーリングがよくなってきた。ミディタムタイヤでのスティントは今考えるととても重要だった。2回目のピットストップでハードタイヤを履くと、リムジンみたいにスムーズに感じ、ペースはとてもよかった。
ランスを抜き、エステバン(・オコン)を抜くことができた。メルセデスにトラブルが発生したことは知っていたが、僕らにはジョージ(・ラッセル)を抑えきることができるだけの速さがあったと思う。シミュレーターによると、ここでオーバーテイクするには、かなりの速度差が必要なんだ。
ラッキーだったにしろ、そうでなかったにしろ、ものすごいレースをやってのけたことは事実だ。僕らは自分たちの力で優勝した。チェッカーを受けた後、走りながら泣いてしまって、しばらく言葉が出なかった。チームにとって素晴らしい結果だ。ランスも表彰台に上ったしね。
チームと一緒に早くお祝いをしたい。あと残り1戦だ。コンストラクターズランキング3位の位置を最後まで守り切りたいね。
ランス・ストロール 決勝=3位
素晴らしい結果だけれど、少しがっかりしている部分もある。今日は勝つ可能性もあったと思うんだ。1周目を終えた時点で6番手だったから、表彰台のチャンスがあることは分かっていた。
ピットストップが1周遅かったかもしれない。それでエステバンに前に行かれてしまったんだ。ターン3出口まですごいバトルをしたが、そこで彼はDRSを使うことができた。僕にはエステバンを抜くだけのペースがなかった。チェコにもDRSを使ってターン4で抜かれた。僕がブレーキングを少し遅らせすぎて、そこで前に行かれてしまったんだ。
でも大事なのはチームとしての結果だ。チェコが勝ったことがすごくうれしい。彼は長年このチームのメンバーだ。キャリアのなかで何度も上位を走りながら、今までは届かなかった。彼は勝利にふさわしい。
2台揃って表彰台に上れるなんて信じられない。先週末の結果から挽回するためにこういう結果が必要だった。今年のマシンは素晴らしいし、今週末は強力だった。そして僕らは大事な時にしっかり結果を出した。
自分たちのポテンシャルに大きな期待を抱いている。アブダビの最終戦をいい形で締めくくりたい。
(autosport web)
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7/5(金) | フリー走行1回目 | 20:30〜21:30 |
フリー走行2回目 | 24:00〜25:00 | |
7/6(土) | フリー走行3回目 | 19:30〜20:30 |
予選 | 23:00〜 | |
7/7(日) | 決勝 | 23:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |