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ジョビナッツィ「2021年にフェラーリF1入りを果たせる可能性はある」まずはライコネン打倒を目指す

2020年2月5日

 アントニオ・ジョビナッツィは、もしF1でのフル参戦2年目にアルファロメオで優れた成績をあげることが叶えば、2021年にフェラーリ加入のチャンスがあると考えている。


 ジョビナッツィはフェラーリの傘下ドライバーとして、2017年開幕後2戦でザウバーのパスカル・ウェーレインの代役を務め、予想よりも早い段階でF1にデビューした。


 リザーブドライバーとして1年を過ごした後、ジョビナッツィは2019年にはザウバーの後身アルファロメオ・レーシングチームから本格的なF1デビューを飾った。


 2019年は26歳のジョビナッツィにとって厳しいシーズンとなり、シーズン前半は良い結果を出すことができずにいたが、後半に改善を見せたことで残留が決まり、ベテランであるキミ・ライコネンとともに2020年も同チームで走ることになった。


 ジョビナッツィは自身がセバスチャン・ベッテルの後任候補になる得ると考えており、早ければ来年にもフェラーリに移籍できるのではないかという夢を抱いている。


「フェラーリ加入の夢を見ていないと言えば嘘になる」とジョビナッツィは『La Gazzetta dello Sport』に語った。


「僕にとって一番重要なのは、自分の仕事に完璧に集中することだ。でも2020年に良い成績をあげることができれば、チャンスがあると分かっている」


「すでにシャルル(・ルクレール)とは良い関係性を築いている。僕たちはよく話をするし、モナコで同じレストランに行ったりもする」


 ジョビナッツィは、成績不振だったアルファロメオでの2019年シーズンを振り返り、初のフルシーズン参戦で苦労するのは当然のことであると語った。


「2年間、F1から遠ざかり、戻ってきた場合、最初は誰でも苦労する」とジョビナッツィは語った。


「でもスピードの面で、僕とキミの差はそれほどなかった。僕が劣っていたのは、レース運び、スタート、戦略、そしてピットストップとタイヤの管理だ」


「F2に戻ってきたわけではない。わずか1戦と半分(注:2017年中国GPでは決勝3周でリタイア)しか走ったことがなかった最高レベルのカテゴリーに復帰して、世界最強のドライバーたちと戦ったんだ」


 ジョビナッツィは、2020年にすべきことを理解している。


「キミに勝つことは今季の僕の目標のひとつだけど、それは唯一の目標じゃない」とジョビナッツィは語った。


「重要なシーズンになるだろう。だがどのシーズンでも、力を確認し、さらに発展させていかなければならない」


「彼(ライコネン)はあまり喋らないし、彼の方が成績が良く、大きな差があるように見えたので、初めは助けてくれなかった」
「でも彼は、僕がプロとして成長するにあたっての重要な基準なんだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




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