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F1 Topic:オーストラリアGP予選でトロロッソ・ホンダの2人はどれだけ挽回できるのか?
2018年3月24日
セクター3でタイヤのオーバーヒートに悩まされたトロロッソ・ホンダの2人。考えられる理由は、コースの前半区間で攻めすぎたか、他車に比べてマシンのダウンフォースが少ないかだ。そこでトロロッソの2台のフリー走行2回目の最高速度を調べてみた。
スピードトラップ(1コーナー123m手前)
1位 ベッテル 322.3km/h
4位 ガスリー 317.4km/h
8位 ハートレー 314.9km/h
20位 アロンソ 307.5km/h
最高速はパワーユニットの馬力と車体の空気抵抗が大きく関係しているため、これだけでダウンフォース量はわからないが、ホンダPUがメルセデスやフェラーリと同じレベルにないという現実を考えれば、オーストラリアGPの金曜日のトロロッソがマシンにあまりダウンフォースをつけていなかった可能性は高い。
それを物語るのは、各区間のセクタータイムだ。アルバートパークはセクター1が中速、セクター2が中高速、セクター3が中低速という特徴がある。各区間でのトロロッソの2人の順位は以下の通りだった(左からセクター1→セクター2→セクター3)。
ガスリー 28.1秒(13位)→23.1秒(10位)→34.3秒(17位)
ハートレー 28.1秒(14位)→23.1秒(12位)→34.4秒(18位)
2人とも中高速のセクター2が最も速く、低速区間のセクター3が最も遅いことから、ドライビングスタイルの違いやドライバーのエラーというよりも、マシンそのものが、高速よりのセッティングになっていたと考えられる。
ちなみにこのセクター3の区間タイムは、2人とも自己ベストをマークしたときのラップではなく、別の周回でマークしたもの。自己ベストをマークしたときのセクター3の区間タイムは2人とも34.6秒だった。つまり、区間タイムを3つともベストで揃えられれば、コンマ2〜3秒は上がる。
土曜日のメルボルンは午前中に降った雨も上がり、予選前の午後4時のコンデションはドライに。果たして、予選でトロロッソ・ホンダの2人がどんなタイムアタックを披露するのか、楽しみにしたい。
(Masahiro Owari)
関連ニュース
7/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/7(日) | 決勝 | 23:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |