F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

驚速メルセデス、3番手フェラーリに1.5秒差

2015年9月4日

 2015年F1第12戦イタリアGPは4日(現地時間)、ミラノ郊外にあるモンツァ・サーキット(アウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァ)で幕を開け、午前10時から行われたフリー走行1回目はメルセデスAMGのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。

 F1屈指の高速サーキットとして知られる伝統のモンツァ。2週間前のスパを1-2フィニッシュで制したメルセデスは、今回のモンツァに残る7トークンを使用した新たなパワーユニットを投入してきたが、その中身はパフォーマンス向上よりも来年の開発を見据えたものだという。
 一方、熱狂的なフェラーリファンのティフォシに迎えられた地元のフェラーリも3トークンを使用したパワーユニットを持ち込んできたが、最初の走行ではライバルのメルセデスに大差をつけられる結果となった。

 セッション序盤、各車はいつものようにプライムタイヤ(ミディアム)を装着すると、多くのマシンがロードラッグ仕様のリヤウイングといった空力パーツ、気流センサーなどを付けて走行。フェラーリドライバーとして初めてモンツァを走るセバスチャン・ベッテルもリヤウイングにフロービズをつけ、データ取りを重ねた。

 開始15分過ぎから本格的なタイム計測が始まると、早くもメルセデスのハミルトンとニコ・ロズベルグがタイムシートのトップに浮上。最初に1分27秒台をマークしたハミルトンは最初のスティントで1分25秒653までタイムを縮め、2番手につけたロズベルグにもコンマ9秒のギャップを築いた。

 開始30分を前に、カルロス・サインツJr.がパラボリカのブレーキングで挙動を乱し、グラベルにコースアウトするとここで赤旗が振られる。トロロッソ勢は序盤からサインツJr.がシフトアップに問題を抱え、その後もマックス・フェルスタッペンのマシンにブレーキのバイブレーションが発生。フェルスタッペンはなんとか27周を走ったが、サインツJr.はわずか8周でマシンを降りることとなった。

 セッションをリードするメルセデス勢は中盤2回目の走行でも1分25秒台までタイムを更新するが、ここでもセクター2と3で最速タイムを記録したハミルトンがただひとり1分24秒台に突入。チームメイトにコンマ4秒以上のギャップを築くと、暫定3番手のニコ・ヒュルケンベルグとは1.9秒の大差が開いた。

 その後、セッション終盤になってベッテルがヒュルケンベルグのタイムを更新。次のアタックでもさらにベストタイムを塗り替えたベッテルが最終的には3番手となったが、トップのハミルトンからは1.5秒差。もう一台のフェラーリを駆るキミ・ライコネンもメルセデスのパワーユニットを搭載するフォース・インディア2台の先行を許し6番手となった。
 7番手にレッドブルのダニエル・リカルドがつけ、ウイリアムズの2台が8、9番手。トップ10の最後にはロータスのパストール・マルドナドが入った。

 今回、旧型のロングノーズを使用するマクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが走り始めに「パワーがない」と訴えたが、その後はコースに復帰して11周を走行。ただ、アロンソとジェンソン・バトンは途中からエンジン交換の作業に入ったため、2台合わせた周回数は23周。タイムもアロンソがトップから3.353秒差の17番手、バトン18番手となっている。




レース

9/20(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/21(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/22(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン331
2位ランド・ノリス279
3位シャルル・ルクレール245
4位オスカー・ピアストリ237
5位カルロス・サインツ190
6位ルイス・ハミルトン174
7位ジョージ・ラッセル155
8位セルジオ・ペレス144
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ24

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム516
2位オラクル・レッドブル・レーシング475
3位スクーデリア・フェラーリ441
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム329
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム31
8位ウイリアムズ・レーシング16
9位BWTアルピーヌF1チーム13
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第18戦シンガポールGP 9/22
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd15 オランダ&Rd16 イタリアGP号