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速いF1目指しグラウンドエフェクト復活案

2015年7月8日

 F1は2017年には1周あたり今より数秒速いマシンを走らせようとしており、そのための手段として、グラウンドエフェクトを生むフロアを導入するという提案がなされていることが分かった。

 今年5月、FIAは2017年F1に「より速いマシン」導入を目指し「空力規則の進化、よりワイドなタイヤ、マシン重量の削減により、ラップタイムを5秒から6秒縮める」ことで合意したと発表した。

 FIAはチームに対してF1の速度を増すための提案を募集、ダウンフォースを向上させつつ、他のマシンのすぐ後ろについたときの空力パフォーマンス低下を抑えるための案についての話し合いがなされた。

 現在の規則では、F1マシンは小さなリヤディフューザー、リヤウイング、複雑なフロントウイングによってダウンフォースを得ている。
 近年のフロントウイングはマシンへの空気の流れにおいて重要な役割を果たしており、そのために非常に複雑なデザインになっている。それによって他のマシンのすぐ後ろを走る場合の影響がますます大きくなっている。





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