F1第6戦モナコGPの公式予選Q1が行われ、ウイリアムズのパストール・マルドナドがトップタイムをマークした。タイム結果は以下の通りとなっている。
22台による20分間のタイムアタックで争われる予選Q1では、上位16台が予選Q2に進出することができる。小雨のぱらつくなか、セッション開始時の気温は17度、路面温度は23度を記録した。
セッション前に雨が降り、曇り空のもと不安定なコンディションとなったこのQ1。すべてのマシンがインターミディエイトタイヤを装着し、開始直後から多くが周回を重ねた。
時間の経過とともにコースコンディションが回復し、序盤は1分40秒前後だったタイムも、10分を切ると1分20秒台に突入。上位勢のほかにも、パストール・マルドナドやポール・ディ・レスタもタイムシート上位に名を刻むなど、最後まで予測のつかないめまぐるしい展開となった。
セッション残り3分というタイミングで、メルセデスのルイス・ハミルトンが1分23秒台を記録してトップに立つと、最終盤に向けてさらにタイムが更新されていく。トップが次々と変わっていくなか、最終的には1分23秒452を記録したマルドナドがトップに立った。
FP3最終盤にクラッシュを喫したロメイン・グロージャンは、セッション残り4分という段階でマシンの修復を終え、Q2に進出した。一方、FP3でマシンに大きなダメージを負ったフェリペ・マッサは、修復が間に合わず、予選出走は果たせなかった。
また、一時は2番手に浮上していたディ・レスタは、最後のアタックを行えずにここで敗退。マルシャの2台、エステバン・グティエレスもQ2進出はならなかった。ケータハム勢は、シャルル・ピックが18番手に終わるも、ギド・バン・デル・ガルデが16番手に入りQ2に進出している。
■F1第6戦モナコGP 公式予選Q1
1位 No.16 P.マルドナド |
ウイリアムズ |
2位 No.18 J-E.ベルニュ |
トロロッソ |
3位 No.3 F.アロンソ |
フェラーリ |
4位 No.8 R.グロージャン |
ロータス |
5位 No.5 J.バトン |
マクラーレン |
6位 No.10 L.ハミルトン |
メルセデス |
7位 No.1 S.ベッテル |
レッドブル |
8位 No.9 N.ロズベルグ |
メルセデス |
9位 No.17 V.ボッタス |
ウイリアムズ |
10位 No.6 S.ペレス |
マクラーレン |
11位 No.19 D.リカルド |
トロロッソ |
12位 No.15 A.スーティル |
Fインディア |
13位 No.2 M.ウエーバー |
レッドブル |
14位 No.11 N.ヒュルケンベルグ |
ザウバー |
15位 No.7 K.ライコネン |
ロータス |
16位 No.21 G.バン・デル・ガルデ |
ケータハム |
17位 No.14 P.ディ・レスタ |
Fインディア |
18位 No.20 C.ピック |
ケータハム |
19位 No.12 E.グティエレス |
ザウバー |
20位 No.23 M.チルトン |
マルシャ |
21位 No.22 J.ビアンキ |
マルシャ |
22位 No.4 F.マッサ |
フェラーリ |