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「マクラーレン、来季ポイントペナルティもあり」との発言報道をエクレストンが否定

2007年12月3日

 F1の商業権を持つバーニー・エクレストンは、マクラーレンの2008年型マシンのデザインが不正に取得したフェラーリの情報の影響を受けていることが認められた場合、来シーズンに向けチームはポイントペナルティを科される可能性がある、と発言したと報じられたが、本人はそれを否定した。

 ドイツのメディアが報じたところによると、FIAの調査官の調査の結果、もし、当時フェラーリの従業員だったナイジェル・ステップニーからマクラーレンのデザイナー、マイク・コフランに渡ったデータが、マクラーレンの来季マシンMP4-23に使用されていることを示す証拠が見つかった場合、チームの2007年を台無しにしたこのスパイ事件の影響が来季にまで及ぶことになると、エクレストンは発言したという。
 しかしながら、エクレストンは、マクラーレンがマイナスポイントの状態からシーズンをスタートするかもしれないなどとは発言してはいないとして、この報道を否定した。

 ドイツのアウト・モーター・ウント・シュポルト誌に掲載されたインタビューについて、エクレストンは、次のようにロイター通信に対して語っている。
「私は決して、彼らがポイントを失うだろう、などとは言っていない」

「私にはそんなことは言えないし、マックス・モズレーにもそんなことは言えない」

「マックスが、この前の世界評議会の会合後に言ったことは、もし(FIAがマクラーレンの)マシンに何かを見つけたら、そういう(ペナルティを受ける)こともありうるということだ。しかし、彼らがまず何かを見つけなくてはならず、それから世界評議会がそれに同意しなくてはならない。だから、マックス・モズレーを含めて誰も、全体について何かを言うことはできないのだ」


 マクラーレンは、控訴審でフェラーリの主張が認められたことで、1億ドルの罰金を科され、今季コンストラクターズ選手権のポイントを剥奪された。そしてFIAのモズレー会長は、マクラーレンが2008年にエントリーするマシンの開発には厳重に注意を払い、漏洩した700ページ以上の文書に含まれていた情報が、デザインのプロセスに影響していないかどうか今後も注目する、と発言した。
 聴聞会の数日後に、モズレーはBBCに対して、もし不正の疑惑があれば、マクラーレンは“マイナスのポイント”の状態になるかもしれない、と語っていた。

 マクラーレンは、フェラーリのデータが2007年型マシンの開発に影響を及ぼすことは一切なかったと、一貫して否定しているが、後になって、当初言われていたより多くの者がこの情報について知っていたことが明らかになった。マクラーレンは、FIAの調査官にチェックされることを心配してはいない、と主張している。




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