BMWザウバーは、新チーフデザイナーとして、クリストフ・ジマーマンを指名した。

　39歳スイス出身のジマーマンは、チーフデザイナーに昇進、2008年1月1日より、レースカーのデザインの責任者となるが、主な焦点は2009年型車に置かれることになる。メカニカルエンジニアであるジマーマンは、1989年から1999年までザウバーでコンポジット＆モデルデザイナーを務め、その後2シーズンにわたってスイフト・エンジニアリングに所属した後、2000年にコンポジットデザイン責任者としてザウバーに復帰した。

「我々は基本的に、社内的に可能な時に上層部のポジションを埋める」とチームボスのマリオ・タイセンは説明する。
「それによって、従業員に重要なメッセージを送るのだ。社内にクリストフ・ジマーマンという非常に優秀な同僚がおり、彼がチーフデザイナーの職を担うことを喜んでいる。これまでの仕事を見れば分かるが、彼は複雑な技術面の関係にも、関連する具体的な運用手順にも慣れている」

　以前チーフデザイナーだったヨルグ・ザンダーは、今年の夏、チームを離脱し、ホンダに移籍した。ジマーマンは彼のポジションを引き継ぐことになる。
「進歩のためのこの2年間、チームは大きく前進した」とジマーマンは語った。
「トップに上りつめようとしているチームをサポートできるよう、力を注ぎたい」

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