ミハエル・シューマッハーに新たな栄誉
2007年10月27日
フォーミュラ・ワンの表舞台から去って1年が過ぎたミハエル・シューマッハーだが、それでも彼は、F1に貢献したとして新たなアワードを受賞した。
7度の世界チャンピオンに輝いたシューマッハーだが、最近受賞したそれは、皮肉なことに、2006年に彼が8度目の王冠を手にすることを阻んだ男の地元からのものだった。彼はアスツリアス王子基金によって、その輝けるキャリアを表彰された。
この基金は1981年以来、科学、技術、文化、社会、および人道的な行為など8つのカテゴリーにおいて国際的に貢献した個人、団体、および組織に対して、賞を与えている。シューマッハーは、2007年のスポーツ部門において表彰された。また今年の受賞リストには、アル・ゴアやボブ・ディランといった有名人も名を連ねている。シューマッハーは、レースだけでなく、ユネスコや、アジアでの津波被害救済に関しての貢献が考慮されている。
元IOC会長、ファン・アントニオ・サマランチは、候補者として、シューマッハー以外にも、MotoGPのエース、バレンティーノ・ロッシ、陸上選手、エレナ・イシンバエワ、テニスプレーヤーのロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダルらを投票の対象として候補に挙げた。シューマッハーは、同賞候補に挙げられたのは今回が初めてのことではないが、2002年には、同部門ではブラジル代表チームが受賞、シューマッハーは選に漏れている。
「2007年アスツリアス王子賞のスポーツ部門の受賞者は、審査員の多くの票を集めたドイツ人ドライバー、ミハエル・シューマッハーに決定した」同基金の声明ではそのように述べられている。「このスポーツマンのキャリアは、あらゆるカテゴリーにおいて達成された偉業と肩を並べるものである」
「また彼は、1994年、2001年、および2002年に、ヨーロッパのスポーツジャーナリスト協会から、最優秀欧州スポーツマンの表彰を受けている他、1995年以来彼は、ユネスコの教育・スポーツ担当特別大使を務めている。2004年には、同組織に150万ユーロを寄付し、2005年には、東南アジアの国々に大きなダメージを与えた津波による被害者に対して1000万ドルを寄付している。彼は現在、慈善団体の募金集め、および、恵まれないスポーツマンのトレーニング費用の捻出のために、スポーツイベントを促進している。そういった彼の人道的な価値ある行いは、多くの世界中の協会によって認知されている」
オビエド生まれのアロンソは、初の世界タイトルを獲得した2年前に同賞を受賞、また2輪のレーサー、シト・ポンスは、1990年に受賞している。
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |