ヤルノ・トゥルーリは、今季トヨタは困難なシーズンを過ごし、期待したような結果を出すことができなかったと認めた。

　トヨタチームは現在、最終戦ブラジルGPを残した段階で、選手権6位に位置している。トゥルーリもラルフ・シューマッハーもシーズンを通じて苦しみ続け、チームの得点数はわずか12ポイント、8月初めのハンガリーGP以来、入賞から遠ざかっているのだ。
　ドライバーはふたりとも、今季のベストリザルトは6位であり、トゥルーリは今年が失望に満ちたシーズンであったことを認めた。

「ああ、僕らにとっていいシーズンではなく、当然ながら結果には失望しているよ」とトゥルーリ。
「今年は大変だったし、期待したような結果が出せなかったけれど、それは過去のこととしてまた前進できればと願っている」

　トゥルーリはさらに、新たなシーズンを前にこなさなくてはならない仕事がたくさんあると付け加えた。トヨタはまずスピード向上に特に懸命に取り組み、その上でライバルたちに戦いを挑まなければならない。
「課題は、僕らがどれだけ早くマシンを開発できるか、ということだ」とトゥルーリは語った。
「もちろん、トップに立ちたければ、ライバルたちに比べてかなりの前進が必要だ。それに、当然ながら他のチームも前進するわけだから、僕らも頑張らなくちゃならない。僕は、来季のマシンについての話し合いで、フィードバックできることはすべて話した。できる限りのインプットをするためにね」

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