DTMタイトルを獲得したばかりのゲイリー・パフェットが、マクラーレン・メルセデス・チームのテストに参加しF1マシンを走らせる機会を与えられることになった。
　すでにかつて同チームでテストをしたことがあるパフェットは、以前からF1移籍の望みを公言しており、2005年にはザウバー・チームのシートにつくのではとのウワサもあった。しかし、ペーター・ザウバーは、フェリペ・マッサの同僚としてジャック・ビルヌーブを起用した。
　パフェットは、先週末のホッケンハイムでDTMタイトルを獲得した褒賞として、改めてF1において才能を示すチャンスを与えられることになった。とはいえ、彼は、来シーズン、クリスチャン・アルバースに続くDTM出身F1ドライバーとなる可能性は少ないと考えている。
「チャンピオンシップを制した達成感を満喫しているし、今回のテストは、F1へと向かうステップとなるので、楽しみにしている。僕が最終的に行きたいのはF1なんだ」と自身のウェブサイトで語るパフェット。
「さあどうなるか。今のところはDTMでタイトル防衛に臨むことになりそうだ。来年のF1シートには空きがないからね」
「タイトル防衛は、僕にとってもチームにとっても大変なチャレンジだ。今年あれほどすばらしい車を用意してくれたチームには感謝しなくちゃいけない」

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