パナソニック・トヨタ・レーシングのドライバー、オリビエ・パニスは、２００５年もトヨタにとどまることを暗にほのめかした。
フランスＧＰにおける木曜日の記者会見の中で、パニスは将来について尋ねられると、これまでの活動からの「恩恵を受けたい」、そして来シーズンに向けての準備に集中したいと語った。
「すごくやる気があるし、続けたいと思っている」とパニス。
「僕はチームと懸命に作業をしている。２人（自身とクリスチアーノ・ダ・マッタ）ともこの２年間、本当にハードな作業をチームとしてきたんだ」
「その恩恵を受けたいね。だから本当にハードにプッシュし続けているし、来年に向けての準備もしているんだ」
ラルフ・シューマッハーとデイビッド・クルサードがトヨタに関わるのではないかと噂について尋ねられると、パニスはこう答えている。「僕が言えるのは、彼らを歓迎しているということだけだ」パニスの落ち着いた態度からすると、来季のシートはすでに確保されているようだ。
だが一方のクリスチアーノ・ダ・マッタは、来季のポジションについてはあまり自信は無さそうだ。
彼は同じ質問に答えて、「どうにもできないことのひとつだね。チームの中にいるからいくらかは事情がわかっている。メディアに書かれていることの全部とは言わないけどほとんどはナンセンスだ。いくらかは僕らが知ってる正しいこともあるけどね」
「だけど僕らは噂にそんなにナーバスになることは無いよ。チームの決定じゃないしね。僕らがやることはベストを尽くしてドライブすることだけさ」
「チームに残りたいと思えば、残れるように努力することであって噂やネットで流れていることを気にすることじゃない。僕らはやるべきことに集中しなきゃいけないんだ」
パンターノもミナルディ狙い
