先日、新たに２箇所の脊椎骨折が見つかり、最悪の場合は今季中の復帰が不可能だとも言われるＢＭＷウイリアムズＦ１のラルフ・シューマッハーについて、兄のミハエルが「元気だ」とコメントした。

　ラルフは、２週間前のアメリカＧＰで大アクシデントを起こして以来、療養に励んでいる。
　フランスＧＰの公式練習前にインタビューに答えた兄のミハエルによると、ラルフは脊椎の骨折を聞いてさすがに驚いていたが、すぐにショックから立ち直るだろうと語った。
「昨日ラルフと話したが、彼は元気だったよ」とミハエル。「脊椎の骨折を知らされたときは驚いていたが、もう心の整理はついている」
「彼が素晴らしいドライバーであることはみんな知っている。いまさら自分の力を証明する必要などないので、ゆっくり休養をとることができる。僕も１９９９年に足を骨折したが、ゆっくり療養に励み、完璧な状態になった後でレースに復帰した」
「僕たちは兄弟なので、きっとラルフも僕と同じようなやり方をすると思うよ。もっとも、僕たちはあくまで兄弟であって、双子ではないけれどね！」

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