最新記事
- レッドブル&HRC密着:マシンストップでガレ...
- 【角田裕毅F1第11戦展望】「僕に責任がある」...
- SQ1敗退のリカルド「微調整が必要。マシンを...
- ラッセルがフェラーリを上回る4番手「すごく...
- ルクレールがスプリント予選でアタックできず...
- 母国戦好発進のフェルスタッペンがスプリント...
- 角田裕毅、ターン9での大スピンがSQ2の走りに...
- 【タイム結果】2024年F1第11戦オーストリアGP...
- 【タイム結果】2024年F1第11戦オーストリアGP...
- F1オーストリアGP FP1:フェルスタッペンがマ...
- サインツとルクレール、バルセロナで接触した...
- グランプリのうわさ話:ミック・シューマッハ...
メルセデスのラッセルがキャリア初ポールを獲得。フェルスタッペンは最終盤にトラブル発生【予選レポート/F1第13戦】
2022年7月31日
2022年F1第13戦ハンガリーGPの予選が行われ、メルセデスのジョージ・ラッセルが自身初となるポールポジションを獲得した。2番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は16番手だった。
ハンガリーGP2日目は初日から一転、雨模様の天候となった。現地時間午後1時から行われたFP3は、完全ウエット路面から雨が止んで、少しずつ乾いていくコンディションだった。セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)がセッション終盤にクラッシュを喫し、マシンにダメージを負っていたが、メカニックたちの懸命の作業で予選に間に合うことができた。
予選開始時点の午後4時の時点で、気温21.8度、路面温度30.4度。上空には黒雲が垂れ込めているものの、路面はほぼドライ。Q1は全車ソフトタイヤで出て行った。まずはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が1分19秒020のトップタイム。さらに1分18秒792までタイムを上げた。セルジオ・ペレス(レッドブル)もコンマ3秒落ちの2番手につけた。
ドライコンディションの初日に速さを見せたフェラーリは遅れてコースインしたが、ペースが伸びず。サインツ4番手、ルクレールは10番手。路面温度が初日より20度以上低く、レッドブルに比べタイヤが温まりにくいようだ。
渋滞が起きやすいコース特性もあって、各車1セットのタイヤで周回を重ねながらタイムを更新していく展開。フェルスタッペンは1分18秒509までタイムを縮め、依然としてトップ。サインツが0.052秒差の2番手、ルクレールも3番手まで順位を上げた。
終盤になっても、全20台がコース上でアタック。コースコンディションの改善代が大きいと、各チーム踏んでいるのか。ルイス・ハミルトン(メルセデス)が1分18秒374でトップタイム。ラッセル2番手、サインツ3番手、フェルスタッペン4番手、ランド・ノリス(マクラーレン)5番手、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)6番手、ダニエル・リカルド(マクラーレン)7番手、ルクレール8番手、エステバン・オコン(アルピーヌ)9番手、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)10番手。Q1落ちは角田、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、ベッテル、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)、ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)だった。
角田は15番手ストロールから0.035秒差、ガスリーは自己ベストタイムが抹消されての19番手だった。アルファタウリは前戦フランスGPでは大幅アップデートで速さを取り戻したかに見えたが、今回は2台ともに終始グリップ不足を訴えていた。
Q2最初のアタックでは、フェラーリ、メルセデス、ハースがユーズドタイヤを履いた。このセッションも、まずはフェルスタッペンがトップタイム。アロンソが0.2秒落ちの2番手につけた。ニュータイヤに履き替えたルクレールが2番手に上がり、3番手アロンソ、4番手サインツ、5番手ハミルトン、6番手ノリス、7番手ラッセル、8番手リカルド、9番手オコン、10番手ボッタスという結果だった。
「マグヌッセンにブロックされた」と訴えたペレスは、11番手でQ2敗退。周冠宇(アルファロメオ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、ミック・シューマッハー(ハース)もQ3に進めなかった。
Q3最初のアタックは、サインツが1分17秒505で暫定ポール。ラッセルがコンマ4秒遅れで2番手、3番手ルクレール、4番手ハミルトン、5番手にアロンソ、6番手ノリス。フェルスタッペンはターン2のブレーキングで大きくタイムロスを喫し、7番手に留まった。ちなみにメルセデスの2台は、中古ソフトでのアタックだった。
最後のアタックは、全10台がニュータイヤを装着した。フェルスタッペンが、「パワーがない」と訴える。何度か復旧を試みるが、改善しない。その間にサインツが1分17秒421とタイムを縮め、勝負を決めたかと思われた。ところがラッセルが0.044秒上回る1分17秒377で、キャリア初のポールポジションを獲得した。
3番手ルクレール、4番手ノリス、5番手オコン、6番手アロンソ、7番手ハミルトン、8番手ボッタス、9番手リカルド。結局フェルスタッペンはアタックができず、10番手に終わった。
(取材・文 柴田久仁夫)
関連ニュース
![](https://ad8.f1sokuho.net/iconv/fsoku/is/img/banner/f1sokuho_teiki_1912.jpg)
1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
![](img/common/cont_right/link_button.png)