F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

【謹賀新年】ストーリーを知ることで楽しみは倍増。新しい挑戦が始まる2022年のモータースポーツ界

2022年1月1日

 モータースポーツファンの皆さま、新年あけましておめでとうございます。


 2021年はWRC世界ラリー選手権、WEC世界耐久選手権でTOYOTA GAZOO Racingが、F1ではレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがチャンピオンを獲得する活躍をみせるなど、日本のモータースポーツ界にとって、とてもメモリアルな一年になりました。


 そして2022年のモータースポーツ界は各自動車メーカーの参戦スタイル、そしてカテゴリー内でのレギュレーション変更など、さまざまな面で大きな転換期を迎えることになります。


 ご存知のようにホンダはF1での活動を終えますが、モータースポーツ活動は二輪、四輪ともHRC(株式会社ホンダ・レーシング)に集約され、レッドブルとの提携関係が構築されます。ホンダが“F1後”のモータスポーツでどのような方向を目指すのか、その初年度が2022年になります。


 TOYOTA GAZOO RacingはWRCで新しいレギュレーションに沿った、ハイブリッドを搭載する新型『GRヤリス・ラリー1』をデビューさせます。またWECではル・マン・ハイパーカー(LMH)規定下での2年目で、小林可夢偉チーム代表就任など、中嶋一貴引退後の新たなチーム体制を構築させていきます。


そして、2輪ではMotoGP日本期待のライダー中上貴晶選手、2021年チャンピオンとなったヤマハの2022年シーズンは目が離せませんし、全日本ロードJSB1000クラスで10回目のタイトルを獲得した中須賀克行選手は引き続き、記録更新が掛かります。


 また、日本国内の4輪に目を移せば、スーパーGT GT500クラスでは、ニッサン/ニスモが新型車両『Z GT500』をデビューさせます。GT500クラスではここ数年、タイトルから遠ざかっていたニッサン陣営がどのように巻き返すのか。GRスープラ、NSX-GTはどう対抗するか。そしてGT300はどんなドラマが待っているか。


 スーパー耐久では2021年にORC ROOKIE Racingから登場した水素エンジン搭載のカローラを皮切りに、マツダ、スバルがカーボンニュートラルを意識した車両を登場させるとのこと。そしてスーパーGT、スーパーフォーミュラでは、化石燃料を使用しない次世代燃料“カーボンニュートラル・フューエル”の開発を進めるなど、脱炭素社会に向けた取り組みもさらに活発になっていきそうです。


 2022年は日本のモータースポーツが新しい転換点を迎えるタイミング、言い換えれば次の時代を迎えるための“種まきの期間”となるわけです。


 新しいトライ、チャレンジには当然失敗や苦労がつきものですし、ストーリーを知ることで楽しみは倍増します。各メーカー、そして各カテゴリーの主催者の苦労をしっかりと目に焼き付け、そこから成功していく姿を追うのはファンの醍醐味であり、楽しみのひとつになるはずです。


 2015年のF1復帰から7年間のホンダF1の苦労を知っているからこそ、昨年の最終戦アブダビのファイナルラップ、そしてチャンピオン獲得を、みなさん自身、言葉にならない感動で共有できたのではないでしょうか。


 オートスポーツwebでは2021年10月から新たにプレミアム会員機能を追加しました。ファンのみなさまにさらに快適な閲覧環境をお届けしたく、そして、一時情報以外のコンテンツを追加していきながら、新しいメディアの形をファンのみなさまと一緒に作り上げていきたいと思っています。


 毎日の生活を少しでもポジティブに。そして、次のレースを楽しみに迎えられるように。2022年もまた、オートスポーツwebとともにモータースポーツを楽しんでいただけましたら幸いです。


オートスポーツweb編集長 水野智之



(Tomoyuki Mizuno / autosport web)




レース

6/21(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/22(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/23(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※スペインGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン219
2位ランド・ノリス150
3位シャルル・ルクレール148
4位カルロス・サインツ116
5位セルジオ・ペレス111
6位オスカー・ピアストリ87
7位ジョージ・ラッセル81
8位ルイス・ハミルトン70
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※スペインGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング330
2位スクーデリア・フェラーリ270
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム237
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム151
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム28
7位BWTアルピーヌF1チーム8
8位マネーグラム・ハースF1チーム7
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第10戦スペインGP 6/23
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号