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ハースF1、昨年からのブレーキ問題を解決できず。別メーカー製品のテストを予定
2017年3月5日
ハースF1チームは初のオフシーズンテストでもブレーキの問題に直面しており、参戦初年度だった昨シーズンに発生していた根深い問題が、完全には解決していないことを認めた。
バルセロナで行われていたテストで、チームは2017年型のマシンで良いスタートを切り、確かなラップタイムを刻んでいた。しかしテスト期間中、まったくトラブルが発生しなかったわけではない。
ブレーキはハースにとって、最大の悩みの種となっている。ブレンボ製のブレーキディスクとパッドから安定的なパフォーマンスを引き出すことに苦労し、ドライバーの自信に影響を与えている。チーム代表のギュンター・シュタイナーは、この件を以下のように説明する。
「ブレーキの問題は、完全に解決できてはいない。最大の問題点は(パフォーマンスに)一貫性がないことだ。つまり、ときにはドライバーが非常に満足できるブレーキとなるが、別のセットでは不満が出る。そして多くのタイムを失うことになるんだ」
「影響が出るのはタイムだけではなく、ドライバーが自信を失うことにもつながる。新しいブレーキを装着すると、(パフォーマンスに対して)自信を得るということを、やり直さなければならなくなる。この問題は、まだ解決できてはいない」
「火曜日(テスト2日目)と今日(最終日)には良いブレーキだったのに、昨日(3日目)のものはダメだった。これは、我々の抱える問題のひとつだ」
昨シーズンのハースにもブレーキのトラブルは頻発しており、チームは別サプライヤーであるカーボン・インダストリー(CI)の製品を、ブラジルGPで試している。完璧に満足のいくシステムを追求するため、シュタイナーはCI製ブレーキのさらなるテストをシーズン序盤に計画していることを明らかにした。
「(CI製ブレーキに)一貫性があるかどうかは、まだ十分にテストできていない。昨シーズンに試してはみたものの、結論には至らなかった。結論を出すのが遅れているので、今季のためのテストをする必要がある。ディスクにより厚みがあるため、新しいブレーキを製造しなければならないのだが、それがまだなんだ」
「今後、試してみる。いつ、どのレースで装着するかは、まだはっきりとは言えない」
(Translation:Akane Kofuji)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |