最新記事
- ブラジルでF1の放映権争いが勃発。大手テレビ...
- 【全ドライバー独自採点&ベスト5/F1第20戦...
- アロンソ、ブラジルでもメディアデーを欠席。...
- ランキング3位に落ちたレッドブル。代表はシ...
- 角田裕毅に求められるマインドセット。戦い方...
- 【F1第20戦無線レビュー(2)】ふたつ目のペ...
- ローソンがペレスへの侮辱行為を謝罪。レッド...
- ドライビングガイドラインの方向性について「...
- 【F1第20戦無線レビュー(1)】母国レースの...
- フェルスタッペン、メキシコではレースペース...
- 2024年F1第21戦サンパウロGP TV放送&タイム...
- ホンダとアルピーヌ、F1コストキャップ規則手...
ライコネン「フェラーリが最後のチームという思いは変わらない」
2016年7月8日
来季もフェラーリに残れるのかどうか、まだ去就が定まっていないキミ・ライコネンが、自分ではこれまでと変わらない良いドライビングが可能で、以前と同様にF1でのレースをエンジョイしていると語った。ライコネンの現在の契約期限は、今シーズン末までとなっている。彼自身は以前からフェラーリに残留したいと明言しているものの、チームはまだ彼との契約を延長すべきかどうか思案している。
2001年にF1にデビューした当時と比べて、今年の調子はどうか、そして昔と同様に楽しめているかとの質問に、ライコネンは次のように答えた。
「僕に関して、世間の人々にはいろいろな意見があるようだ。でも、いつも言っているように、もう楽しくない、うまくドライブできない、あるいは100%を出しきれないと思ったら、僕はF1をやめるつもりでいる。それはいまも変わっていない」
「自分ではこれまでと変わらず、いいドライビングができていると思う。こんなドライビングじゃダメだと感じたら、自分からF1を降りるつもりでいるけど、いまのところはそうではないからね」
「世間の人は結果だけを見て、こんな成績ではもの足りないと言うけど、成績が良くないからといって、必ずしもそのドライバーが100%の努力をしていないとか、モチベーションを失っているとかいうことにはならない。僕はもしもモチベーションを失ったら、そのままレースを続けて自分の時間やチームの時間をムダにはしないつもりだ」
「成績が良ければ、僕だってその方が楽しい。だが、そのときだけ特にドライビングが良かったわけじゃない。自分のまわりのパッケージ全体が良かったときに、好成績につながるんだ。たくさんの小さなことを正しいところへ積み重ねることで、状況は良くなっていく」
また、ライコネンは、F1を引退してから何をするか決めていないが、フェラーリが彼の最後のチームになるのは間違いないと、以前からの言葉を繰り返した。
「ずっと前から、僕にとって最後のチームはフェラーリだと言ってきたし、その考えはいまでも変わらない。将来がどうなるかは、僕にはわからない。そのときが来ればわかるよ。だいたい僕は、遠い未来までの計画を立てたりはしないんだ。人生において、状況はどんどん変わっていくからね」
「とりあえず、健康でさえいれば何とかなるだろうし、将来のことはそのときになってみなければわからない。だから、将来についてあれこれ考えたりはしないけど、まあ、いいことだってたくさんあるのは間違いないと思うよ」
イギリスGPを迎える時点で、ライコネンはチームメイトのセバスチャン・ベッテルと同点でドライバーズ選手権3位につけている。ただ、今年の成績に関して、一貫性に欠けることは彼自身も認めている。
「ここまで、いいレースもあれば、そうでもないレースもあった。開幕戦のように、僕にはどうしようもなかった場合もあり、モナコのように僕のミスで台無しにしてしまったレースもある。大きなアップダウンがあったのは確かだ。全体としては悪くないレースのほうが多かったものの、2位や3位でフィニッシュするだけでは満足できない」
「僕らは優勝を目指して戦うためにここにいる。それがチーム全体で共有する目標だ。僕らは勝ちたいし、2台揃って優勝を争うことができれば、もっとハッピーになれるだろう。それが実現するまでは、つらくても頑張るしかない」
(Translation:Kenji Mizugaki)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 362 |
2位 | ランド・ノリス | 315 |
3位 | シャルル・ルクレール | 291 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 251 |
5位 | カルロス・サインツ | 240 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 189 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 177 |
8位 | セルジオ・ペレス | 150 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 31 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 566 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 537 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 512 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 366 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
7位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 36 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 14 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |