2014年F1イギリスGPの日曜決勝で、マルシャのジュール・ビアンキは14位、マックス・チルトンは16位だった。
■マルシャF1チーム
ジュール・ビアンキ 決勝=14位
リスタートの時点で10位にいて、その後の最初のスティントは本当に楽しめた。自分より速いクルマを後ろに押さえ続けるのは無理だと分かっていたが、どれぐらい長く彼らの前を走り続けられるかを見て自分たちのペースを試すことができた。レースの中でもこの時間は本当に楽しかったよ。
その後はチャンスが訪れたときのために、なんとか前の集団についていこうとプッシュし続ける必要があった。
今日分かったのは、ロータスやザウバーのペースについていくのに必要なのは1周あたりあとわずかコンマ数秒だということだ。それを見つけるために集中して努力していく必要がある。
マックス・チルトン 決勝=16位
昨日の予選パフォーマンスから考えて今日はいいレースができることを期待していた。まさかこういう出来事が起こるとは全く予想していなかった。
(キミ・ライコネンのクラッシュによって)飛んできたタイヤが当たった瞬間はぞっとした。ある意味ではすごくラッキーだったけど、マシンにダメージを受けたという面ではものすごく不運だった。
クルマをチームにチェックしてもらい、新しいフロントウイングに交換するために、ピットに戻った。でもその時には赤旗が出ていたんだ。
チームは頑張ってクルマを直してくれた。その後は困難なレースになったけれど、全力でプッシュしたよ。小林(可夢偉)をオーバーテイクできたのは嬉しかった。彼とのギャップを懸命に縮めて、同じ周回まで追いついた。
ホームレースで2台揃って完走を果たせたのは嬉しい。もっと上を期待していたけれど、今日の状況を考えれば、十分いい結果だ。