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ベッテルとアロンソに最低点:F1第2戦22人の評価
2013年3月31日
Sutton
英AUTOSPORTが2013年マレーシアGPを戦った22人のドライバーを10点満点で評価した。優勝したセバスチャン・ベッテルとリタイアを喫したフェルナンド・アロンソに最低点の評価が下され、今回最高得点の9点がジェンソン・バトン、ニコ・ヒュルケンベルグ、ジュール・ビアンキに与えられた。
英AUTOSPORT誌のF1担当編集者エド・ストローは、9点を3人に、8点を6人につけ、マレーシアGPでは全体的に得点が高い傾向が見られたが、ベッテルとアロンソは今回最低の4点という評価だった。
ベッテルはポール・トゥ・フィニッシュで今季初優勝を獲得したものの、これはマーク・ウエーバーの後ろの2位のポジションを守れというチームの指示に背いて得た結果だった。
「予選の素晴らしいパフォーマンスを考慮に入れるべきではあるが、彼のレースはチームオーダーを無視したという行為によって記憶されるだろう」とエド・ストロー。
「真に素晴らしいドライバーは常に勝利を求めるものかもしれない。だが彼は自分自身のために何百人というスタッフから成るチームの信頼を裏切った。そう考えざるを得ない」
LAT
アロンソは予選3番手から見事なスタートで首位ベッテルに迫ったが接触し、マシンにダメージを負った。しかし変化する天候のなか、チームと共に、ピットストップを遅らせるという判断ミスを犯し、リタイアを喫する結果となった。
「予選でチームメイトのフェリペ・マッサに敗れたのは、路面コンディションが変化する中でのアタックするタイミングの影響もあった」
「見事なスタートを決めたが、ターン2で完全に合理的な減速を行っていたベッテルに詰まり、彼に軽く接触した」
「それは彼のミスだったが、その後ステイアウトするという判断は彼ひとりで下したわけではなかった。(チーム全体の判断で)ウイングが目に見えて分かるほどひどいダメージを負っているにもかかわらず、スリックに換えられる時期まで走り続けようと決めた」
今回最高点の9点を与えられたのは3人だった。
バトンは7番グリッドからスタートし、ピットでのトラブルの影響で後退、17位という結果に終わった。しかしマクラーレンのパフォーマンス向上の片鱗が見られ、トラブルがなければ5位を獲得する可能性があり、「難しいコンディションでのバトンの見事な走りを見落とすべきではない」と評されている。
ヒュルケンベルグは 予選で12位どまりだったが、「天候に関する判断ミスによって、彼がこれ以上の結果を出すのは不可能だった」とされており、「決勝ではグリップの低いコンディションで素晴らしい走りを見せ、ザウバーより速いロータスに乗るライコネンからわずか5秒遅れでフィニッシュした」として、予選、決勝ともに最大限の結果を出したと評価された。
マルシャのジュール・ビアンキは19番グリッドから13位でフィニッシュ、開幕戦に続き高い点数が与えられた。「ビアンキのペースは際立っており、肝心な時にいいパフォーマンスを発揮できたことが今週末の好結果につながった。特に予選ラップは素晴らしく、決勝では安定して強力なラップタイムを記録し続けた。タイヤ管理も優れており、ミスは一度も犯さなかった」と絶賛されている。
英AUTOSPORTが2013年マレーシアGPを戦った22人のドライバーを10点満点で評価した。優勝したセバスチャン・ベッテルとリタイアを喫したフェルナンド・アロンソに最低点の評価が下され、今回最高得点の9点がジェンソン・バトン、ニコ・ヒュルケンベルグ、ジュール・ビアンキに与えられた。
英AUTOSPORT誌のF1担当編集者エド・ストローは、9点を3人に、8点を6人につけ、マレーシアGPでは全体的に得点が高い傾向が見られたが、ベッテルとアロンソは今回最低の4点という評価だった。
ベッテルはポール・トゥ・フィニッシュで今季初優勝を獲得したものの、これはマーク・ウエーバーの後ろの2位のポジションを守れというチームの指示に背いて得た結果だった。
「予選の素晴らしいパフォーマンスを考慮に入れるべきではあるが、彼のレースはチームオーダーを無視したという行為によって記憶されるだろう」とエド・ストロー。
「真に素晴らしいドライバーは常に勝利を求めるものかもしれない。だが彼は自分自身のために何百人というスタッフから成るチームの信頼を裏切った。そう考えざるを得ない」
LAT
アロンソは予選3番手から見事なスタートで首位ベッテルに迫ったが接触し、マシンにダメージを負った。しかし変化する天候のなか、チームと共に、ピットストップを遅らせるという判断ミスを犯し、リタイアを喫する結果となった。
「予選でチームメイトのフェリペ・マッサに敗れたのは、路面コンディションが変化する中でのアタックするタイミングの影響もあった」
「見事なスタートを決めたが、ターン2で完全に合理的な減速を行っていたベッテルに詰まり、彼に軽く接触した」
「それは彼のミスだったが、その後ステイアウトするという判断は彼ひとりで下したわけではなかった。(チーム全体の判断で)ウイングが目に見えて分かるほどひどいダメージを負っているにもかかわらず、スリックに換えられる時期まで走り続けようと決めた」
今回最高点の9点を与えられたのは3人だった。
バトンは7番グリッドからスタートし、ピットでのトラブルの影響で後退、17位という結果に終わった。しかしマクラーレンのパフォーマンス向上の片鱗が見られ、トラブルがなければ5位を獲得する可能性があり、「難しいコンディションでのバトンの見事な走りを見落とすべきではない」と評されている。
ヒュルケンベルグは 予選で12位どまりだったが、「天候に関する判断ミスによって、彼がこれ以上の結果を出すのは不可能だった」とされており、「決勝ではグリップの低いコンディションで素晴らしい走りを見せ、ザウバーより速いロータスに乗るライコネンからわずか5秒遅れでフィニッシュした」として、予選、決勝ともに最大限の結果を出したと評価された。
マルシャのジュール・ビアンキは19番グリッドから13位でフィニッシュ、開幕戦に続き高い点数が与えられた。「ビアンキのペースは際立っており、肝心な時にいいパフォーマンスを発揮できたことが今週末の好結果につながった。特に予選ラップは素晴らしく、決勝では安定して強力なラップタイムを記録し続けた。タイヤ管理も優れており、ミスは一度も犯さなかった」と絶賛されている。
各ドライバーの点数は以下のとおり(10点満点)。
レッドブル・レーシング | ||
セバスチャン・ベッテル:4点 | ||
マーク・ウエーバー:8点 | ||
フェラーリ | ||
フェルナンド・アロンソ:4点 | ||
フェリペ・マッサ:8点 | ||
マクラーレン | ||
ジェンソン・バトン:9点 | ||
セルジオ・ペレス:7点 | ||
ロータス | ||
キミ・ライコネン:6点 | ||
ロメイン・グロージャン:7点 | ||
メルセデス | ||
ニコ・ロズベルグ:8点 | ||
ルイス・ハミルトン:8点 | ||
ザウバー | ||
ニコ・ヒュルケンベルグ:9点 | ||
エステバン・グティエレス:6点 | ||
フォース・インディア | ||
ポール・ディ・レスタ:6点 | ||
エイドエイアン・スーティル:7点 | ||
ウイリアムズ | ||
パストール・マルドナド:5点 | ||
バルテッリ・ボッタス:7点 | ||
トロロッソ | ||
ジャン−エリック・ベルニュ:8点 | ||
ダニエル・リカルド:6点 | ||
ケータハム | ||
シャルル・ピック:8点 | ||
ギド・バン・デル・ガルデ:7点 | ||
マルシャ | ||
ジュール・ビアンキ:9点 | ||
マックス・チルトン:5点 |
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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