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アロンソ「ハッピーエンドの映画のような週末」

2012年9月10日

 2012年F1イタリアGPの日曜決勝で、フェラーリのフェルナンド・アロンソは3位、フェリペ・マッサは4位を獲得した。

■スクーデリア・フェラーリ
フェルナンド・アロンソ 決勝=3位
 日曜は選手権の面で完璧な一日になった。ハッピーエンドの映画のようだよ。また表彰台に上がることができ、主なライバルたち3人がノーポイントに終わり、ランキング2位のドライバーとの差を拡大することができた。
 昨日の予選でトラブルが発生しなければ、ポールポジションからスタートできていたと今も思っている。これからレースをするサーキットで土曜に今回ぐらい競争力を発揮できれば、シーズン終盤に向けてそれがとても重要な要素になるだろう。今後何勝か挙げて、ポイントリードを確保し続けなければならない。
 ここではベッテルをマークしなければならなかったが、シンガポールでは新たにランキング2位になったハミルトンを注視する必要がある。
 ベッテルと戦っていた時にコースオフし、その後、マシンの調子がおかしくなった。グラベルで跳ねたのがよくなかった。でも結局は数周後に彼を抜くことができた。彼のペナルティについてはコメントしたくない。ただ彼がやったことが限界の域にあったのは間違いない。
 序盤の数周がレースのカギになった。キミ(・ライコネン)、(ポール・)ディ・レスタ、ミハエル(・シューマッハー)を抜いて6位に上がり、すぐにレースをさらにいい状態へと進めていくことができた。
 モンツァでフェラーリのためにレースをし、表彰台に立つというのは特別なことだ。赤いマシンを走らせるのは他とは違うことなんだ。なぜならフェラーリのファンは本当に素晴らしいから。もし何日か食べなければマラネロのマシンに乗れると言われれば、彼らはそうするだろう。世界中のフェラーリへの情熱が特別なのはそういうところだ。

フェリペ・マッサ 決勝=4位
 この結果を喜んでいる。でも表彰台を獲得したかったのは確かだ。予想していたよりタイヤのデグラデーションが高く、金曜のフリープラクティスの時とは全く違う状況だった。残念だよ。タイヤがうまく機能している時にはマクラーレン勢と同じペースで走れていたからね。でも僕の方が彼らより早くリヤが滑り始めた。
 楽なレースではなかった。終盤、ペレスがものすごい勢いで近づいてきて、彼を押さえ切る術はなかった。僕はチームのために働き、フェルナンド(・アロンソ)を助けようとした。それは当然のことだ。僕はいつもそうしてきたし、必要な時には常にそうするつもりだよ。
 2回ストップがうまくいったとは思わない。データを見れば、僕らに関しては1回ストップより2回の方が間違いなく遅かった。
 一時チームにテレメトリーがなく、ずっと無線で話していた。でもうまく状況をコントロールすることができた。
 このレースが僕の将来に関する状況を変えるとは思わない。でも今一番重要なのは、この調子を維持し、集中して仕事にあたり、チームのためにベストを尽くすことだ。




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