ペレス、ザウバー残留か。フェラーリ話は進展せず

Sutton

　セルジオ・ペレスは、今後数週間のうちに来季のチームを決定する見込みであり、ザウバーへの残留を望んでいると語った。

　今季ここまでで2回の表彰台を獲得しているペレスは、フェラーリの若手ドライバープログラムのメンバーであることもあり、将来のフェラーリ移籍をうわさされている。

　しかしフェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモロは、ペレスはフェラーリに来るにはまだ経験が浅すぎると述べており、来季ペレスがザウバーに残留する可能性は高そうだ。

「決断を下さなければならない時期が近づいているが、今のところまだ決めていない」とペレスはベルギーGPを前にコメントした。
「まだ少し早い。でも近いうちに決断しなければならない。数週間のうちにね」
「全く心配していない。いい状況だから、今はシーズン後半のことだけを考えている。それが僕にとって一番重要なことだ」

　フェラーリに関する状況に進展はあったかとの質問に対し、ペレスは「いや、あまり変わらない」と答えた。

「先月は何の進展もなかった。だからいずれ僕は決断を下す必要がある」

　今季のザウバーのマシンは非常に優れており、何度かいい結果を出すことができているため、残留するのは自然なことだとペレスは述べた。
「ザウバーは素晴らしいチームで、とてもいい仕事をしている。ファクトリーに行くと、スタッフが毎日とても高いモチベーションを持って働いているのがわかる。ここを去る必要を感じない。ここで満足しているし、日々、環境がよくなっている」
「このチームは来年いいマシンを作れると思う。だからここから離れる理由はない。僕は今いい状況だし、チームはいい仕事をしているから、満足している」

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