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シューマッハー「表彰台だと気付かなかった」

2012年6月25日

 2012年F1ヨーロッパGPの日曜決勝で、メルセデスのミハエル・シューマッハーは3位、ニコ・ロズベルグは6位だった。

■メルセデスAMGペトロナス・フォーミュラ1チーム
ミハエル・シューマッハー 決勝=3位
 レース中、表彰台に上がることなんて、一瞬たりとも考えなかったから、素晴らしい結果だよ! やっと実現したね! 長い時間待ち続け、全く予想していなかった表彰台に乗ることができて、最高にハッピーだ。
 僕らの仕事に疑いを抱き始めている人たち全員に対する最高の答えだと思う。マシンをうまくまとめて立ち向かい、決して諦めないことだ。どんなことでも起こり得るんだからね。
 チーム、そして僕らがまた表彰台に上れると信じ続けてくれた人たちすべてに、心から感謝したい。これはチームワークの賜物だ。今年は苦しいレースが何戦かあったけれど、今週末、最高の仕事をしてくれた僕のメカニックとエンジニアたちには、特に感謝の言葉を述べたい。
 表彰台が可能だなんて考えていなかった。レース終盤になってもだ。最後の数周はとても忙しくて、自分のポジションが分からなくなっていた。フィニッシュラインを越えてから、チームに順位を聞いたら、「3位だ。表彰台だよ!」と言われた。
 ドライバーであることを心から楽しめる、そんな瞬間のひとつだよ。これまでも何度か、近いところまでは行けたけれど、今回のようにエキサイティングなレースで実現したのは素晴らしいことだ。オーバーテイクが難しいサーキットで、うまく戦略を使い、多くのオーバーテイクをして、成し遂げた結果だ。

ニコ・ロズベルグ 決勝=6位
 本当にエキサイティングなレースだった。最初の数周はうまくいかず、ポジションを落としてしまった。セーフティカーが出たタイミングも僕にとってはよくなかった。リスタートの後は、ポイント圏内には届かないなと思っていた。
 すごく古いタイヤで走っていて、グリップがなく、ポジションを守るのがかなり大変だったんだ。
 1回ストップ戦略で走っていたけれど、2回ストップに変更せざるを得なかった。でも戦略担当のスタッフたちのおかげで、皆が苦労している時に、僕らはフレッシュタイヤで走れた。
 47周目には12番手だったのが、最終的には6番手だ。だからうまくいったのは明らかだし、これほど混乱したレースで、2台がトップ6に入るという、いい結果を出したことに、僕らはすごく満足している。ミハエルは表彰台という素晴らしい結果を成し遂げたね。僕もまたポイントを加算できて嬉しい。




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