第2戦マレーシアで勝利を勝ち取ったキミ・ライコネンが、オーストラリアではフェラーリは惨敗したものの、チームのポテンシャルに全く疑問を持たなかったと語った。

「（シャンパンは）目じゃなくて口に入れなきゃね」。マレーシアの表彰台でシャンパンが目に入ってしまったライコネンは、こうジョークを飛ばした。
「物事がうまく行かないときもあるけれど、今週末は完璧だった」
「シーズンスタートはあまりスムーズにはいかなかったけれど、チームに対する信頼を失ったことはなかった。オーストラリアでは確かに困難な週末を送った。あれほど苦戦するとは思っていなかったんだ。（マレーシアでは）絶対にそうはならないと100パーセントの確信を持っていた。冬の間ずっとマシンは好調だったし、速かったからね」
「状況が整えばスピードは問題ないと分かっていた。オーストラリアでも、レースでのペースはよかったはずなんだ。（マレーシアでは）すべてが完璧にうまくいったので、レースではリラックスして、トラブルに遭わないよう心がけた。2戦目のエンジンだったから、エンジンをかなり労わったよ」
「開幕戦は苦戦したが、チームは完璧な仕事をして、見事に復活した。100パーセント満足できる状況ではないので、もっと上を目指せるだろう。でも、現状かなりいいポジションに立てたと思う」

「僕らはベストを尽くした。次のレースでも速さを発揮できるよう願っている。オーストラリアの時点で、スピードに関しては問題ないと僕は言っていた。ただ、後方スタートだと、本当のスピードが発揮できないんだ」
「オーストラリアは通常のサーキットとは違うので、時にあまりよくない結果に終わることもある。去年、あそこで僕らは誰よりも速かったが、ここではあまり満足できる状態ではなかった。今回逆になったわけだ。次のレースもまた違ってくる可能性があると思う。それは実際やってみないと分からないね。数戦戦って初めて、正確な自分たちの位置関係が分かってくるだろう」

• -
  ツイート
• 0
  シェア