2度のフォーミュラ・ワン世界チャンピオンに輝くフェルナンド・アロンソは、2週間以内に新車のマクラーレン・メルセデスMP4−22のシェイクダウンを行う。1月15日(月)にバレンシアで公式のラウンチが行われるが、その後の2日間がシェイクダウンに充てられる。
マクラーレンの公式サイトによれば、1月中のテストは彼らのみで独占的なテストをバレンシアで行う計画。1月17日(水)に2007年仕様のマシンのシェイクダウンを行い、翌週からやはりバレンシアで本格的なテストに入る。1月24日から26日にかけて行われるその3日間のテストでは、ルイス・ハミルトンとともにアロンソも作業に加わる。
3日間のブレイクの後、1月30日から2月1日にかけて同じ場所でさらに作業を継続するが、それは合同テストとなり、彼らのライバルチームも多く参加する。アロンソが以前所属していたルノーの他に、BMWザウバー、ウイリアムズ、ホンダ、レッドブル・レーシング、そしてスーパーアグリが参加する。
この合同テストからマクラーレンは所属する4人のドライバー全員をテストに従事させる。アロンソとハミルトンに加えて、テストドライバーのペドロ・デ・ラ・ロサとゲイリー・パフェットがレースドライバーをアシストするために召集される。
マクラーレンは、ライバルチームと同様のテストプログラムをこなした後、ヘレス(2月6日〜8日)、バルセロナ(2月12日〜14日)およびバーレーン(2月22日〜24日および2月27日〜28日の2回)での走行テストが予定されている。アロンソとハミルトンは、ヘレスおよびバルセロナでのテストはデ・ラ・ロサと同じ作業を分担するが、バーレーンでは別々の作業を担当する。
現時点では、これらのテスト日程は暫定的なものであるが、興味深いことにパフェットのテスト日数がバレンシアでのわずか2月1日の1日のみに減っている。