ジョーダンのコマーシャルディレクター、コリン・コールズが、チームは今シーズンのパフォーマンスに満足していないが、7月に投入予定の新車とともに他のチームとの差を縮めたいと語った。

　今年からトヨタエンジンをマシンに搭載したジョーダンだが、ナレイン・カーティケヤンとティアゴ・モンテイロはこれまで、ミナルディのパトリック・フリーザッハー、クリスチャン・アルバース以外のドライバーとは実質的なバトルを展開できないでいる。コールズはロイター通信に対し、グリッドの最後尾近くをいつも走るのは辛いと述べた。
「今年1年、なんとか頑張ろうとやっているが、15位のマシンからさらに3秒遅れでフィニッシュとなると、がっかりするものだよ。だから、ハードワークを行って改良を目指している。私たちが予選でトップ10に入ることはできないが、決勝では、たいした問題も起こらず信頼性を発揮すれば、トップ10に入ることは可能だろう」
「他のチームオーナーのように、新車の投入でどこかのチームを倒すと言うつもりはない。そういうことは考えていない。私たちの目標は一歩一歩前進していくことだ。日夜作業に徹し、マシンの改良に努めていくことだ」
「新車はシルバーストン戦の前には完成する予定で、マニ―クール戦で実戦投入しようと考えている。15Bは特徴のあるいいマシンだ。いま全力で作業にあたっている。他のチームとのギャップを埋めていきたい」

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