フェラーリのミハエル・シューマッハーは、チーム代表のジャン・トッドと2007年以降について話をしていることを明らかにした。引退するのではなく、チームにとどまるかもしれないという。
　シューマッハーがイタリアのガゼッタ・デロ・スポルト紙に語ったところによると、シューマッハーはトッドと、引退したら誰が代わりになるかというような雑談をする一方で、現行の契約が切れた後で新契約にサインし、フェラーリに残留するということについて、さらに話をしているという。
「実を言うと、ジャンは今、僕の契約延長について僕と話し合っているところなんだ」とシューマッハーは認めた。
「時にはドライバーたちについて話もするけれど、一般論として話すだけだよ」
　F1の記録を次々と塗り替えているシューマッハーは、1996年にフェラーリに加入した。現行の契約が終了するときには、38歳直前ということになる。引退を予想するウワサは多いが、シューマッハー本人は常に、自分のしていることを楽しめる間は現役を続けると明言してきており、まだやめるつもりはないという。
　シューマッハーの父、ロルフさんは最近、ドイツのビルド紙に対してこう語っている。「ミハエルが2006年で引退することはないと思う。現役を続けそうな感じだよ」
　シューマッハーは、自分の引退後に後を引き継ぐドライバー候補について、現ポイントリーダーのフェルナンド・アロンソはいい選択だろうと認めつつも、ほかにも検討する価値のあるドライバーがいると語った。
「彼（アロンソ）や（キミ）ライコネン、（フェリペ）マッサ、そして（マーク）ウエーバーは、とてもいいドライバーだと思うよ」とシューマッハーは付け加えた。

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