２００５年のコスト削減案に９チームが合意したことを受け、ミナルディの監督ポール・ストッダートは、同チームがすでに来シーズンのエントリーを申請したことを明らかにした。
　ストッダートはこれまでも、ミナルディは２００５年のグリッドにつくことになる見込みだとコメントしていた。今回８チームのライバル勢が来シーズン、最低でも５０パーセントまでテストを削減し、他のコスト削減案も推し進めていくことで合意したことで、彼の意向が固められたということになるだろう。フォードがＦ１から撤退し、現時点でミナルディ所有の古いコスワース・エンジンしか手元にないにもかかわらずエントリーを申請したのは、火曜日のヒースロー・サミットを終えた時点で、ストッダートが２００５年の参戦に十分な自信を感じたことを意味する。
　フォードがコスワースの買い手を探していることから、ストッダートは、残されるさまざまな可能性を考えてチーム名をミナルディ・ヨーロピアンとしたことを明かしている。もしコスワースの買い手がつけば、ストッダートは現行のＶ１０エンジンを使えることになるが、彼はかつてアレックス・ユーンとタルソ・マルケスがドライブしたＰＳ０１に使われた２００１年のユニットを載せることも考えると語っている。

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