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中本修平レポート「ドイツGPで出直す」

2004年7月15日

 BARホンダは、地元イギリスでのレースでバトンが3番手、琢磨が8番手からのスタートだったが、期待したような速さが発揮できないかった。結局バトンは4位、琢磨は11位に終わったが、これについて中本修平HRDエンジニアリング・ディレクターは次のようにレポートしている。
 
 今回はダメでした。金曜日からマシンのセットアップにかなり苦労していたんですが、絶対的なグリップ不足を最後まで解消することができませんでした。
 ジェンソンは2セット目のタイヤあたりまでは、まあまあ想定したタイムで走れていた。しかし琢磨君は、そういう風にはいかなかった。彼のクルマはどういうわけか、レース前半の最高速が異常に遅かった。昨日に比べて時速5、6km遅い。風とかの問題ではなくてね。そうやって最高速が出ないために、自分のポジションをどんどん失わざるを得なかった。その症状は後半に行くにしたがって、徐々に改善されましたが、なぜそうなったのか、クルマを調べて見ないとよくわからないんです。
 6月に同じシルバーストーンでテストした時は、かなりいい感じだったんです。こういう問題もなかったし、ラップタイムも安定して速かった。それが、1ヶ月後の今回は、どうやってもそれが再現できませんでした。クルマがちゃんとまとまらないまま決勝レースを迎えて、それがそのまま結果に出たという感じです。


 同じコースを、同じタイヤで走ったのに、同じようなペースが出せない。テストの時に比べて温度等の状況が違っていたのですから、そのままなら同じような走りはできない。実際、この週末は1ヶ月前に比べて、気温や路面温度が低かったり、風が強かったという状況の違いはありました。その辺はもちろん分かっていて、なんとかクルマの方で対応しようとしたんですが、結局は対応しきれなかったということです。初日が終わった段階で、セッティングをテストで走った時と同じ空力や足回りに戻すとか、考えられる限りのことはしてみたんですが、芳しい結果は得られませんでした。
 今回は、ブリヂストンがよかったですね。速さと耐久性を兼ね備えていた。それもあって、最後尾スタートだったザウバーのジャンカルロ・フィジケラは、6位入賞を果たしている。何度も1分19秒台のタイムを、出していましたしね。
 今週はヘレスに3台を持ち込んで、テストします。それ以降は8月いっぱいテストが禁止されるので、かなり盛り沢山のメニューをこなすつもりです。次のドイツGPで出直しです。また攻めて行きますよ。




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