ジョーダン・フォードは、昨年のスペインGPで強力なポイント獲得フィニッシュを飾っているだけに、今年もバルセロナに向けチームの士気が高まっている。
ドライバーは3名ともカタルーニャ・サーキットの経験がある。ニック・ハイドフェルドはここでのF1で2度のトップ6入りを果たし、ティモ・グロックは年頭にこの地でジョーダン・フォードをテスト、ジョルジョ・パンターノはF1にくる前から当トラックを走っていた。
「カタルーニャはドライバーにとっていいサーキット」とハイドフェルド。「去年はここでのテストを2〜3年前ほど多くはしなかった。ドライバーの誰もがよく知っているサーキットで、実際つまらなくなってしまったんだ!」
ドライバーにも車にも求めるものが多く、他に比べて空力がより重要なサーキット。今年はコーナーのひとつが変わったおかげでトラックの安全性が増し、ついでにオーバーテイクにも良くなればとも思ったが、まあ大した違いにはならないだろうね」
「バルセロナではF1で4回出場して2回トップ6入りし、2002年は4位だった。今年はそこまでいかないにしても、全てが上手く運べばきっといいレースになると自信があるよ」
チームメイトのパンターノは、「バルセロナではF3000とF3でもレースをしているし、どのシリーズでもここではいつでも速かったんだ」「カタルーニャ・サーキットは好きなトラックのひとつだから、ジョーダンでF1で初めて走るレースをぜひいいレースにしたい」
「高速コーナーがいくつもあって実際テクニカルサーキットだから好き。‘止まってまた加速’が他のトラックよりも少なく本当にあらゆる要素が混じったいいレースサーキットだと思う。雰囲気もいつもいいね。スペインGPは楽しんで走りたいし、全力を出しきっていい結果を出したい」