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F1カレンダー入りを狙い、南アフリカ、韓国、パナマ、マドリードが交渉。開催権料が高騰か

2023年3月13日

 F1の人気が非常に高い今、いくつもの国がカレンダー入りを狙い、CEOステファノ・ドメニカリに働きかけている。2023年開幕戦バーレーンGPの週末に、パドックでささやかれた噂によると、将来のグランプリ開催を希望し、実現に向けて積極的に動いている国が少なくとも4つあるようだ。


 現在、南アフリカ、韓国、パナマ、マドリードがF1に接触し、グランプリ開催を実現させようとしている。このなかで新契約に比較的近いと思われるのは、南アフリカと韓国だ。どちらも過去にF1を開催した経験があり、再びカレンダーへと復帰することを目指している。


 南アフリカのキャラミのプロモーターは、F1開催に必要な5,000万USドル(約67億2000万円)を負担するという保証を政府から得たといわれる。韓国では、ソウル近郊にストリートサーキットと常設サーキットをミックスしたコースを作り、グランプリを開催する計画がある。最近、中国からビッグスポンサーが離れつつあり、中国GP復活への動きが消極的になっていることは、アジアの韓国のプロモーターにとって有利に働くかもしれない。中国では大手企業の幹部の謎の失踪が続いていることから、大企業が中国への投資を控える傾向が出てきている。

2013年F1韓国GP
2013年F1韓国GP

 パナマとマドリードは最近、ドメニカリとの交渉を求めてきたといわれる。パナマはコロナ前にストリートレースを開催するという計画を立てており、政府の全面的なバックアップのもとでそのプランを復活させた。


 スペインでは、マドリードの南、モラタ・デ・タフーニャ地区に新サーキットを建設するという計画が加速している。現在はバルセロナがスペインGPを開催する契約を2027年まで結んでいるが、その後の開催権をマドリードが奪取することになるかもしれない。カタルーニャ政府が契約更新のために全力を尽くすことは間違いなく、両者が争うことで開催権料引き上げが可能になるという意味で、F1にとっては都合のよい状況といえそうだ。


 いまや新開催地候補が多数存在するため、ドメニカリは要求を引き上げており、ヨーロッパのプロモーターは、より多くの資金を調達できなければ、現在の契約期間終了後は開催権利を失うことになるだろう。



(Grandprix.com)




レース

6/28(金) フリー走行 19:30〜20:30
スプリント予選 23:30〜24:14
6/29(土) スプリント 19:00〜20:00
予選 23:00〜
6/30(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※スペインGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン219
2位ランド・ノリス150
3位シャルル・ルクレール148
4位カルロス・サインツ116
5位セルジオ・ペレス111
6位オスカー・ピアストリ87
7位ジョージ・ラッセル81
8位ルイス・ハミルトン70
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※スペインGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング330
2位スクーデリア・フェラーリ270
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム237
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム151
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム28
7位BWTアルピーヌF1チーム8
8位マネーグラム・ハースF1チーム7
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

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