BMWウイリアムズF1チームが、バドワイザーとのスポンサー契約を今季も継続すると発表した。車輌などに貼る“バド・キング・オブ・ビアーズ”のロゴが、今まで以上に広範に露出されることになる。
FW26のエアボックス部分だけでなく、モノコックの頭頂部分と、ファン−パブロ・モントーヤおよびラルフ・シューマッハーのグローブにもバドワイザーのログが付くことになった。
バドワイザーが同チームのスポンサーになったのは、2003年6月のイギリスGPから。アンハイザー・ブッシュ社、国際メディア・スポーツマーケティング担当副社長のトニー・ポンテュロはこう振り返る。「我々のF1初シーズンはすばらしい経験になった。これからもBMWウイリアムズF1チームはバドワイザーの強力なパートナーだ。ブランドロゴの露出面積が増え、車とドライバーのグローブにつき、世界中でF1を観戦する3億5千万人以上の中から、より多くのビール購買層の目に触れるようになる」
BMWウイリアムズF1チーム代表のフランク・ウイリアムズはこう語る。「世界に知られる国際的なブランドが我がチームとの契約更新に合意してくれて誠に光栄だ。バドワイザーは世界の有名スポーツイベントのあちこちに見られるブランドであり、BMWウイリアムズF1チームがそのロゴを掲げられることはたいへん名誉なことだ」
バドワイザーはまた3月中に、スポンサーシップの一環である“トゥルー・レーシング”という企画の25名のウイナーの発表を行う予定だ。当選者はウイリアムズF1カンファレンスセンターでレースシミュレーターによる決勝戦を行い、25名の最終的な勝者には、オーストラリア、マレーシア、中国、日本、アメリカ、スペイン、イタリア、モナコ、イギリスの各GPへの往復航空券と4つ星級ホテル宿泊券、そしてグランドスタンド観戦券(いずれも2名分)が贈られる。