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【角田裕毅F1第21戦密着】白熱のチームメイトバトルを展開。渋滞で自己ベスト更新は叶わずも「今季最高の予選だった」
2021年12月5日
手に汗握る予選だった。それは、角田裕毅とピエール・ガスリーのアルファタウリ・ホンダ内のチームメイトバトルだ。
第20戦カタールGPまでの予選での勝敗は、ガスリーの全勝だった。それがサウジアラビアGPでは、両者が肉薄。予選前のフリー走行3回目では、角田が1分28秒641と、1分28秒715のガスリーを上回っていた。
予選はQ1から白熱した。1セット目のソフトタイヤでガスリーが1分28秒892を出すと、角田はそれを上回る1分28秒877をマーク。ピットインして2セット目のソフトタイヤに履き替えたアタックでは1回目のアタックで角田が1分28秒737と、1分28秒795のガスリーを上回るが、同じタイヤでの2回目のアタックでは今度はガスリーが角田の1分28秒503を抑えて1分28秒401をマークし、Q1はガスリーに軍配が上がった。
Q2に入ると、アルファタウリはふたりともミディアムタイヤを選択。さらにアルファタウリは1セットのタイヤで3回アタックする作戦をとった。1回目は1分28秒956を出した角田に対して、ガスリーはわずかにミスして1分29秒014に終わる。しかし、燃料を多く搭載した1回目のアタックは事実上の練習で、大切なのは燃料が軽くなる2回目と3回目だ。その2回目でガスリーが1分28秒318の自己ベストをマークすると、角田も負けじと1分28秒222を叩き出し、ふたりそろってレッドブル・ホンダとメルセデスに次ぐポジションにつける。3回目は角田がわずかにミスをしたのに対して、ガスリーはさらに自己ベストを更新して1分28秒314をマークしたが、角田のタイムには及ばず、Q2は角田に軍配が上がった。
しかし、タイヤをソフトに履き替えた最後のQ3は、1セット目のアタックでガスリーが1分28秒125を出して、1分28秒442に終わった角田をリード。角田は逆転狙って最後のアタックに出るが、セクター1でセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)に引っかかって、Q2で記録した自己ベストを更新できずに、8番手に終わった。
予選後、ミックスゾーンにやってきた角田は、「今シーズン最高の予選だった」と評価しながらも、それだけに渋滞に引っかかって、満足のいく結果を出せなかったことを残念がった。
「ターン4からずっとダーティエア(前車が巻き上げる乱気流)に入っていた。それがなければ、いい戦いができたと思います。(渋滞で失ったタイムは)わからないですけど、コンマ3秒程度ですかね」
Q3の最後のアタックでガスリーが記録したタイムが1分28秒125。角田のタイムは1分28秒442。ふたりの差は約コンマ3秒だった。
予選での打倒ガスリーは、最終戦アブダビGPに持ち越された。
(Masahiro Owari)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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