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Q&A:パスカル・バセロン(ミシュラン)

2003年9月25日

Q&A:パスカル・バセロン(ミシュラン)
 ミシュランのF1プロジェクトマネージャー、パスカル・バセロンが、アメリカGP、同イベントで使用するタイヤ、ピットストップなどについて語ってくれた。

Q:パスカル、インディアナポリスでは特にどんなことがタイヤに要求されますか?

パスカル・バセロン(以下PV):インディアナポリスはひとつのサーキットの中に2つのトラックが存在しているようなものだ。まず、サーキットの長さの約3分の1を占め、シーズン中最も長いストレートであるバンクセクションがある。ここで、ドライバーはアクセルを全開にして走る。一方、インフィールドセクションはとても低速で、モナコにも似たタイトなコーナーが続く。
 これら2つの部分の存在のために、私たち、並びに私たちのパートナーたちは、タイヤのみならず、空力に神経を使う。一番の高速セクションでは、特に左のタイヤの温度が上がる。バンクには内側下方への加重で遠心力が相殺されるという機能があるが、そのためにタイヤにかなりの圧力がかかる。ここでは私たちのタイヤラバーが最大限まで試されることになる。従って、インディアナポリス用のコンパウンドは、サーキットの中で一番タフなセクションであるバンクに耐えられる設計になっている。

Q:今週末はどのようなタイヤを用意しますか?

PV:2種類のドライタイヤをインディアナポリスに持ち込む予定だ。モンツァ戦の前に開発された新構造のタイヤだ。


Q:コンパウンドは、ソフトとハードのどちらですか?

PV:トラックの性質からすれば、高速と低速の両方のセクションのことを考えねばならず、従って、ミディアムセクターのタイヤを選んでいる。かなり柔らかめのタイヤを使えば、バンクに向いていないだろうし、ハードタイヤなら、タイトなインフィールドセクションで適切なグリップ力が得られず、マシンが流れやすくなるだろう。バンクセクションの路面はとてもざらざらしている。一方、インフィールドセクションはかなり滑らかだ。インディアナポリスにおける2つのセクションの最大の違いはここにある。

Q:ピット戦略についてはいかがですか?

PV:恐らく、2回のピット戦略が一番多くとられると思う。燃料の重さが10kg違っても1ラップ0.3秒未満の差しかつかないため、燃料の重さはそれほど気にしなくていいからね。また、ピットストップにかかる時間は1回に約28秒なので、比較的時間をロスせずにすむんだ。




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