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F1 Topic:ペレスの戦線復帰は早くとも第6戦か。第5戦もヒュルケンベルグの出場が濃厚
2020年8月4日
セルジオ・ペレス(レーシングポイント)が新型コロナウイルス感染症の陽性と診断されたことを受けて、第4戦イギリスGPに急きょ代役出場したニコ・ヒュルケンベルグ。レースは残念ながら、ギヤボックスの問題でエンジンを始動させることができず、スターティンググリッドに着く前に終了した。しかし、ヒュルケンベルグにとってのF1は、まだ終わっていない。というのも、レーシング・ポイントは次戦70周年記念GPのドライバーをまだ発表していないからだ。
イギリスは新型コロナウイルスの強制隔離期間が10日間に延長されており、7月30日に陽性が判明したペレスが復帰できるのは早くとも8月9日となり、8月7日から開始される第5戦70周年記念グランプリには間に合わないのだ。
それでは、ペレスの代役となりうるドライバーはほかにいるのか。
まず、レーシング・ポイントのオットマー・サフナウアー代表がヒュルケンベルグとともに当初、候補に挙げていたエステバン・グティエレスだ。しかしグティエレスに関しては、2020年にリザーブドライバーとしての契約を結んでいるメルセデスのトト・ウォルフ代表が、レーシングポイントからF1に出場することは不可能だと指摘している。
「エステバンが最後にF1のレースに出たのは3シーズン以上も前だから、スーパーライセンスを取得するためには300kmのテスト走行を行わなければならないが、次のレースまでにそれを実施することは不可能だ」
メルセデスのもうひとりのリザーブドライバーであるストフェル・バンドーンは、フォーミュラEにエントリーしているため今週末に行われる70周年記念グランプリに参戦することは不可能だ。
フォーミュラEは年またぎのシーズン形態をとっており、新型コロナの影響で中断していた2019/2020シーズン(第6シーズン)が8月5日からドイツ・ベルリンのテンペルホーフで再開するとなっている。しかし、F1同様、フォーミュラEも新型コロナの影響により、国をまたいだ移動が困難なことから、テンペルホーフで8月5〜6日、8〜9日、12〜13日という合計3回のダブルヘッダーを行う予定となっている。つまり、テンペルホーフでの2戦目が完全にバッティングする。
ペレスの陽性が判明した直後、レーシングポイントはツイッターで「シートに1つ空きが出た」とツイートし、それに複数の元F1ドライバーが返信していたが、彼らもグティエレスと同様に、スーパーライセンスという点で、今週末にF1に参戦することは事実上、不可能だ。
またフォーミュラE同様、多くの元F1ドライバーが活躍している世界耐久選手権(WEC)組のドライバーの起用も難しい。WECは8月13〜15日に行われるWECスパで約6カ月ぶりにチャンピオンシップを再開させる予定となっており、その1週間前にイギリスへ渡航して、もし感染するようなことがあれば、本業であるWECに出場できなくなる。複数のドライバーで戦うWECで欠場となれば、チームだけでなくチームメートにも迷惑をかけることなるため、1戦だけF1のレースを行うためだけに、イギリスに渡航することはしないだろう。
そうなると、レーシングポイントに残された次戦70周年記念グランプリに、ペレスの代役として起用する選択肢は、ヒュルケンベルグしかいなくなる。
そして、ペレスが重症化せず、10日間の強制隔離期間中に陰性となれば、第6戦スペインGPからペレスが復帰する可能性が高い。つまり、ヒュルケンベルグに残されたチャンスは、70周年記念グランプリだけとなる可能性がある。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(Masahiro Owari)
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6/8(土) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
6/9(日) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
6/10(月) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 194 |
2位 | シャルル・ルクレール | 138 |
3位 | ランド・ノリス | 131 |
4位 | カルロス・サインツ | 108 |
5位 | セルジオ・ペレス | 107 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 81 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 69 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 55 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 301 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 252 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 212 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 124 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 5 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |