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【F速プレミアム】グランプリのうわさ話:ルクレール、ベッテルのペナルティを知らせなかったチームを擁護「僕のアプローチは変わらなかった」

2019.06.14

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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陰謀論を否定するフェラーリ
XPB Images
 フェラーリはシャルル・ルクレールに、カナダGPの終了時にチームメイトのセバスチャン・ベッテルのラップタイムに5秒が加算されることを知らせなかった。70周のレース中48周目にコースオフしたベッテルが、メルセデスのルイス・ハミルトンの進路を妨げたことでペナルティを受けたのだ。

 フェラーリ、チーム代表のマッティア・ビノットは、「シャルルには知らせなかった。それは我々の側のミスだった。我々はピットウォールでの作業に忙殺されており、忘れていたのだ。伝えるべきだったが、そうしなかった」と認めた。

 ルクレールはそのことに関して問題はないと主張し、次のように語った。

「なぜなら僕は追いつこうと、とても激しくプッシュしていて、セブ(セバスチャン・ベッテル)とルイスがバトルをしているのが見えたからね」

「自分がとても速いことが分かっていた。僕は追いつきつつあり、とてもハードにプッシュしていた。だから何か起きたら、できる限り上位に近づけるチャンスがあっただろう。だからペナルティのことを知っていたとしても、僕のアプローチは変わらなかった」

 ペナルティ適用後にルクレールがベッテルの1.038秒後にフィニッシュしたことを、陰謀説を唱える人々はフェラーリがルクレールをベッテルに勝たせようとしなかったためだと主張している。

 しかし、レース最後の8周(周回遅れのマシンの渋滞に阻まれた67周目は除く)でルクレールは善戦しており、彼がチェッカーフラッグに向けて全開で走行していたのは明らかだ。


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5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
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