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伝統のフェラーリF1にとって、21歳のシャルル・ルクレール抜擢は例外的

2018年12月18日

 シャルル・ルクレールは2019年から、フェラーリのレースドライバーとして新たなキャリアを歩む。ほとんどF1で実績のない21歳のドライバーを抜擢することは、長いフェラーリの歴史においても、かなり例外的なことである。


 フェラーリはこれまで、キャリアを積んだ経験豊富なドライバーを採用することが普通だった。1970年代以降だけ見ても、ともに25歳でフェラーリデビューしたニキ・ラウダとフェリペ・マッサを別にすれば、他のドライバーは27歳以降にようやくフェラーリ入りを果たしている。以下に例を挙げよう。


 ジル・ビルヌーブ27歳(1974年)、ミケーレ・アルボレート28歳(1984年)、ゲルハルト・ベルガー28歳(1987年)、アラン・プロスト35歳(1990年)、ジャン・アレジ27歳(1991年)、ミハエル・シューマッハー27歳(1996年)、ルーベンス・バリチェロ28歳(2000年)、キミ・ライコネン27歳(2007年)、フェルナンド・アロンソ28歳(2010年)、セバスチャン・ベッテル27歳(2015年)。


 彼らそうそうたるドライバーたちの年齢を見ると、ルクレールが21歳でフェラーリに行くことがいかに異例であるかがよくわかる。1960年代まで遡っても、1968年にジャッキー・イクスが、その前年にクリス・エイモンがフェラーリに入ったが、それぞれ23歳と24歳であった。


 ただしフェラーリの歴史上、最年少デビューはリカルド・ロドリゲスであった。メキシコ人ドライバーのロドリゲスは、1961年のイタリアGPに19歳208日でフェラーリからF1デビューを果たしている。


 F1経験の少なさの点でも、ルクレールは群を抜いている。マクラーレンでわずか1戦だけF1を走ってからフェラーリに移籍した、ジル・ビルヌーブに次ぐものだ。


 とはいえ今のF1では、ドライバーの若年化は決して珍しいものではない。フェラーリに限らなければ、タイトルを争う力のあるトップチームで戦ったドライバーには、たとえば2007年にマクラーレンから22歳でF1デビューしたルイス・ハミルトンがいる。


 ベッテルがレッドブルに昇格したのはルクレールと同じ21歳だったし、マックス・フェルスタッペンは18歳でレッドブル入りしている。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(翻訳・まとめ 柴田久仁夫)




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