Sauber F1関連記事
「ザウバーの今季入賞はほぼ絶望的」とF1で存在感を示せず嘆くナッセ
2016年10月5日
フェリペ・ナッセは、ザウバーが連続ノーポイントから抜け出し、今シーズン中に入賞するためには、運またはセーフティカーのアシストが必要だと認めている。
ザウバーは今年まだポイントを獲得していない唯一のチームだ。マノ―はオーストリアグランプリで1ポイント獲得し、F1コンストラクターチャンピンオンシップでザウバーのひとつ上の10位に位置している。
残り5戦のなかで入賞を成し遂げなければ、ザウバーにとって過去3年のなかで2度目のF1ポイント0シーズンとなってしまう。
ザウバーは今週鈴鹿で行われる日本GPではアップデートを入れ、改良版フロアを持ち込むものとみられている。しかしナッセは、今のペースでは状況は変わりそうにないと心配している。
「日本GPには小規模なアップデートを入れる。それでどうなるかを判断してみよう」とナッセ。
「少しの運が必要だ。セーフティカーが僕らの有利に働くとかね」
「現時点では外部要因がうまく働くことが必要で、そうなれば1ポイントつかめるかもしれない。でも純粋なペースの面で見ると、僕、あるいはマーカス(・エリクソン)には得点圏内に入れるだけのペースがない」
ナッセは前戦マレーシアGP決勝で、15位走行中に、ブレーキ・バイ・ワイヤのトラブルが発生したことにより、10周を残してリタイアとなった。
「残念ながらレースを諦めなければならなかった」とナッセ。最終コーナーに差し掛かった時に、ブレーキの効きが悪くなり、ピットに戻ってそのままリタイアしている。
「ブレーキ・バイ・ワイヤ・システムの故障が起きたために、ピットに戻らなければならなかった」
「トラブルはターン15で起きた。ブレーキが効かなくなったんだ」
セパンではナッセもチームメイトのエリクソンもスタートの蹴り出しがよくなかった。そのため、ザウバーはクラッチの問題の可能性についても調査する予定だ。
ふたりともフォーメイションラップの発進は問題なかったが、実際のスタートで苦労した。
「ひどいスタートだった」とナッセは言った。「我々はフォーメイションラップではうまく決まった。そしてグリッドについた。その後、第1コーナーに向かうなかで、大幅に順位を落としたんだ」
「マーカスにも同じような問題があったから、チームはクラッチの問題を調べている」
「映像を見ると、かなり良い出だしだったが、その後の伸びがなく、次の100メートルはうまく加速しなかった。本当にひどかった」
12位でフィニッシュしたエリクソンは、ドリンクシステムがオープニングラップで機能しなくなり、コクピット内の温度が60度に達するなか、走り続けなければならなかったと明かした。
「レースの全過程を飲み物なしで戦わなくてはならなかったんだ」とエリクソン。
「かなり辛かったよ」
(AUTOSPORTweb)
関連ニュース
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |