ザウバー「パーマーは現実を見るべき」事故後の対応に憤りを隠さず
2016年9月7日
イタリアGPでフェリペ・ナッセとクラッシュした後、ナッセはグリッドペナルティを負うべきだと主張したルノーのジョリオン・パーマーに対し、ザウバーの代表であるモニシャ・カルテンボーンは「現実を見るべき」と語った。
パーマーとナッセは2周目の最初のシケインで接触し、両者ともにリタイアを余儀なくされた。
ナッセは事故の原因を作ったとしてピットストップペナルティを課されたが、パーマーはこれに対して怒り心頭だ。なぜならナッセは修復のためにピットインしながらペナルティを消化し、その後リタイアしたため事実上ペナルティが無意味になったからだ。
パーマーのコメントを受け、カルテンボーンは「彼は現実を見るべきで、都合のいいようにものを見るべきではありません」と語った。
「まさかペナルティを受けるなんて思いませんでした。フェリペの方が前にいたのにどうしてペナルティを課されたのか理解できません」
「彼の後ろで何が起きているのか見る方法はありませんし、彼はコースからパーマーを押し出したりなどしていません。それなのに彼は罰されたのです」
「罰則の基準は分かりませんでしたが、彼はあのようになったのです」
カルテンボーンは、ナッセをコースに復帰させてレースをテストセッションとして活用しようと考えていたようだ。
「マシンをピットに入れ、運転可能か、安全かどうかチェックしました。そして彼をコースに送り出したのです」
「一番の問題はフロアでした。そしてその時はサスペンションに問題はないと思っていました」
「フロアが大きく動いているのが見えました。何とか直せると思ったのですが、うまくは機能しませんでしたね」
「フェリペがもっとマイレージを稼げればと考えていました」
(AUTOSPORTweb)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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