2014年F1中国GPの土曜予選で、ザウバーのエイドリアン・スーティルは14位、エステバン・グティエレスは17位だった。
■ザウバーF1チーム
エイドリアン・スーティル 予選=14位
今日の予選には満足している。コンディションは楽ではなかったが、Q2に進めて満足だ。前戦までの予選と比べるとパフォーマンスが向上した。
ウエットコンディションとなったことが僕らにプラスに働き、ドライの時よりいいパフォーマンスを見せられた。小さな前進だけど、この調子で進んでいきたい。
やるべきことは多いが、最後尾近くのグリッドではないのが嬉しい。ここからさらに向上させていこう。
ウエットコンディションに向けてセットアップを大幅に変えたが、マシンパフォーマンスには満足している。
明日もいいレースができることを願っている。ドライコンディションになれば、僕らにとっては厳しい状況になるだろうけど、希望を失わず、ポジションを上げることを目指す。
エステバン・グティエレス 予選=17位
今日は難しく厳しいコンディションだった。本来ならQ2に進出できたはずだから、この結果を悔しく思っている。
最後のラップでターン6以降、予想外のテクニカルトラブルに見舞われた。ブレーキ・バイ・ワイヤがセーフティモードに入り、ブレーキペダルの感触とブレーキバランスが変わってしまった。
最後のラップのほとんどを、このトラブルに対処しなから走らなければならなかった。その状態でQ2進出まであと一歩のところまでいったけれど、最終コーナーでミスをしたのは残念だった。
明日のレースでは一貫した走りをし、訪れるすべてのチャンスを活用しなければならない。上位に浮上するにはそうする必要がある。
マシンのアップデートはバルセロナで導入される予定だ。スペインGPでは一歩前進できると考えている。