2012年F1ブラジルGPの日曜決勝で、フェラーリのフェルナンド・アロンソは2位、フェリペ・マッサは3位を獲得した。
■スクーデリア・フェラーリ
フェルナンド・アロンソ 決勝=2位
今シーズンの評価に10をつけるよ! 同じ20戦をまた繰り返さなければならないとしても、チームや自分自身がしてきたことでこれ以上うまくやれることは何もないだろう。ミスもなく、メカニカルトラブルもなく、ピットストップでの問題もゼロ、戦略上のミスもゼロだった。僕らは今日タイトルを失ったのではない。スパ、あるいは鈴鹿で失ったのだ。
僕らはシーズン終了時に最大のポイントを獲得できなかったかもしれないが、他にたくさん得たものはある。たとえば皆からの敬意だ。ファンや仲間たちは今年誰がベストだったかについて意見は一致している。
僕は自分の仕事を誇りに思っている。それはランキング4位に終わった去年もそうだし、最後の最後まで戦った今年も同じだ。今日は(2010年の)アブダビの時とは全く違う。あの時はチャンスを失ったことによる悔しさを感じたが、今回は1戦1戦やれるだけのことをやった。心の中で満足している。チームと一緒に毎日働き、毎月その成果を得られた。今日彼らは自分たちの仕事を誇りに思っていい。
今日もまた僕らは完璧な仕事をした。4列目からスタートして表彰台に上り、再び日曜の小さな奇跡を生んだ。チームは常にベッテルの情報をくれた。終盤には彼かバトンに何か起きて、僕らが目標を達成できることを願った。結局はそうはならなかったけれど、このレース上の結果を受け入れるしかない。
2013年に向けてチームが望むものは何かって? 簡単だよ。もっと速いマシンだ。でも何よりも僕が望むのは、今年序盤の困難な時期にチームが見せたのと同じレベルの努力とプロ意識だ。僕らはパフォーマンスとしてはベストのレベルに達しなかったかもしれないが、全員が100パーセントの力を注いだ。もう一度言うよ。僕は満足だし誇りを持っている。さあ、カイピリーニャ(カクテル)を飲む時間だ!