2012年F1日本GPの金曜プラクティスで、ケータハムのヘイキ・コバライネンはFP2で18位、ビタリー・ペトロフは20位/19位、ギド・バン・デル・ガルデはFP1で23位だった。
■ケータハムF1チーム
ヘイキ・コバライネン フリー走行1=‐位/2=18位
FP2は僕にとってすごくいいセッションになった。FP1では走れなかったけれど、午後のセッションでたくさんの作業をし、予定していたプランのすべてを完了した。ハードタイヤでの序盤の走行では、いいバランスを見つけるのがとても難しかったけれど、いくつか変更を施したら正しい方向に行き始めた。ハードタイヤに比べてソフトではマシンの感触がすごくよかった。パフォーマンスランを始めてすぐにバランスがいいと感じた。
ロングランでのデグラデーションとバランスはコントロールできるレベルのものだった。最終的に後ろの数台とある程度の差をつけるタイムが出せたし、全体的にとてもポジティブな一日だった。
ビタリー・ペトロフ フリー走行1=20位/2=19位
日本に来る時に風邪をひいていたので、昨日の作業を少し休まなければならなかった。今日は昨日より体調がよくなったし、クルマに乗ってたくさんの作業ができてよかった。午前中は、多くの周回を走り、空力の作業をし、いくつかの新パーツのテストをし、FP2ではタイヤテストを集中的に行った。午後のセッションの最後のラップで、リヤウイングに問題があり、ターン1でコースオフした。
これから原因をしっかり調べ、トラブルが再発しないよう対策する。でもこれ以外は、今日は問題はなかった。走行を重ねるごとにマシンの感触がよくなっていき、どちらのタイヤコンパウンドでもとても安定していた。FP1とFP2で予定していたプランを完了し、たくさんのデータを集めたから、チームは今夜それをチェックしてくれるだろう。明日以降に向けての準備をうまく進められていると思う。
ギド・バン・デル・ガルデ フリー走行1=23位/2=‐位
今日は楽しめた。F1マシンに乗るのは4月の中国GP以来だったから、GP2と比べてどこまでプッシュできるのかに慣れるのに少し時間がかかった。でもセッションの終わりまでにはいい感触が持てるようになった。
今日のセッションにはとてもはっきりしたプランがあって、そのプログラムを完了できたことに満足している。
今日のFP1にしても、今年この先走る他のセッションにしても、重要なのは僕がどれだけ速く走れるかを示すことじゃない。チームのために確実に仕事をこなし、ミスをせず、できるだけ多くのことを学ぶことが大事なんだ。今日はいい形で仕事を始め、タイヤやKERSに慣れ、新しいサーキットを学んだ。来週の韓国GPではビタリーの車に乗ることになっているので、今から楽しみだ。