モズレー、「ハミルトンはF1にマイナス効果をもたらしかねない」
2007年11月1日
FIA会長のマックス・モズレーは、もしルイス・ハミルトンがデビューイヤー同様の成績を今後も継続するようなら、彼はF1にマイナス効果をもたらし始めるかもしれないとの考えを語っている。
シリーズ最終戦のブラジルGPでフェラーリのキミ・ライコネンがわずか1ポイント差でタイトルを奪ったが、ハミルトンはF1史上初のルーキー・チャンピオンの座まであと一歩というところまでいき、F1に旋風を巻き起こした。
しかしモズレーは、ハミルトンの今季のような活躍はF1に良くない影響を与えるかもしれないという。つまり、常にトップに立つハミルトンを見るのに観衆が飽きてしまう恐れがあるというのだ。
「もし彼が来シーズンも今季と同じような働きをするなら、間違いなく大きな影響が出る」とBBCに語るモズレー。
「ネガティブな方向に行き始めるだろう。シューマッハー作用が起こり、“なんとか彼をスローダウンさせてくれ”という手紙が舞い込み始めるのだ」
モズレーはまた、ハミルトンがF1に与えた影響が大げさに騒がれすぎていると思う、とも語っている。若手ドライバーは大勢おり、その中の誰が大ブレイクしてもおかしくはなかったというのだ。
「彼は、イギリスでは確かに非常に大きく役立った。また、彼は明らかに裕福な家庭の出身ではなかったために、世界中から大きな注目を集めた。彼は実力だけでF1まで登りつめたわけだ」
「常に誰か新星がいる。もし彼がいなくても、ロズベルグかクビカ、もしくは他の新たなスター、たとえばベッテルなどが突然大ブレイクするだろう」
「だからルイス・ハミルトンの重要性は、誇張されがちだと私は思うのだ」
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※スペインGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
※スペインGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |