先週ヘレス・サーキットで行われたF1合同テストにマクラーレン‐メルセデスとともに2日間の参加を果たしたDTMチャンピオン、ゲイリー・パフェットが、再びF1マシンのステアリングを握ることが出来て“最高だった”と述べた。

　先々週にバルセロナでマクラーレンをテストしたパフェットは、先週のヘレステストに再び姿を現した。8日木曜日には、メインストレートを走行中に、エンジントラブルが原因でマシンの後輪がロックし、マシンが後ろ向きでウォールに衝突、シャシーのリヤ部分が大破するというアクシデントが起きたものの、パフェットは、2日間で計600km以上を走破することができた。
　パフェットはテストを振り返ってこうコメントした。「チーム・マクラーレン‐メルセデスとまたテストに参加することができ、2日間を過ごせたのは、最高だった」
「今週は（クラッシュがあったけれど）MP4-20Bをドライブして2日間で600km以上も走破した。先週もチームと一緒にバルセロナで開発プログラムに従事して300km以上を走れているし、F1での経験をさらに積むことができたよ」
　マクラーレンは、引き続き13日からのヘレステストに3日間参加することになっている。これがクリスマス休暇前の最後のテストとなり、ペドロ・デ・ラ・ロサとファン‐パブロ・モントーヤが参加するものと見られる。パフェットが今週のテストに参加する予定はない。

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